私の鳥観察記録
VOL 2
鈴鹿山系 09.05.10

 3月29日、京都府立植物園で初の鳥撮影をしてから、山へも出かけて鳥を撮りたかったが、春は植物の方も忙しく、やっとこの日鈴鹿山系に出かけて、希少な植物の観察を兼ねて鳥も撮ることにした。けっこう重いカメラとレンズを手持ちして山を登りながら鳥撮影も出来ることを1週間前に近くの山で確認していた。
 しかもこの日出発前の朝、家近くの街路樹、欅に綺麗な鳴き声の鳥が来ていて、何とか撮ることができた。くちばしが黄色いので、どうやら「イカル」のようだ。それにしても、雀のさえずりの中で、この鳥の鳴き声は特別目立った。
 鈴鹿の山は何回も登っている、コグルミ谷。これもイカルとは違って早くて綺麗な鳴き声の「ミソサザイ」にたくさん出会い近くにとまったのを、うまく撮れた。この鳥は渓流沿いに多く見られると図鑑には解説されている。鳴き声は、綺麗だが姿はけっこう地味だ。
 つぎに峠に出てからは、「ヒガラ」を撮ることができた。この鳥は今までテストで何回か撮っているが、今回が一番良いアングルで撮ることができた。この時期山で一番多く出会える鳥のようだ。
 それから、きれいなゲラ2種にも出会えた。「アカゲラ」と「アオゲラ」、なかなかじっとしててくれないので、撮るのはたいへんだ。特にアオゲラの方は、下半身が樹木の向こう側になってしまったが、どう見てもアカゲラと違った。
 
 
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