私の家から車で30分弱、以前に県のビジターセンターまであった自然豊かな山麓に今年も珍しい鳥がやってきているとの情報を聞きつけ、とりあえず行って見ると平日にもかかわらず、20台以上の車が道路に縦列駐車。(駐車場は閉鎖されているため)鳥が来ている場所には30名以上のバードウオッチャーが大きなカメラを構えていらっしゃいました。
 鳥はヤイロチョウというカラフルで綺麗な珍しい鳥で、日本では探鳥できるスポットがほとんど無くなっているようです。最初に行った6月下旬は巣づくりが終わり抱卵の時期のようでしたが、残念ながらそう簡単に姿を見せてはくれませんでした。
 その後は私的に忙しかったので、この鳥のことはすっかり忘れていましたが、ふと思い立って7月12日のお昼に行って見ると、閉鎖されていた駐車場が開かれ、30台の車。(関東圏のナンバーが多かった)その場所には40名のバードウオッチャーに増えていました。情報では7月1日にヒナがかえり、今、子育て真っ最中とのことでした。
 巣の中で待っている4羽のヒナに餌をせっせと運ぶ親鳥が、巣に入る前に一旦とまるスポットがあるようで、そのポイントにカメラの焦点をあてておくと写真が撮れることを教わりました。そしてうまくとらえたのが下左写真。
 翌日も天気予報が外れて良い天気だったので、午前中に再度行って撮ることができました。前日はワンカットだけでしたが、この日は長くとまり、身体の向きも少し変えてくれました。(下中右写真)ただ子育て中の写真は、餌で好物のミミズをくわえたショットになってしまうのは仕方がないようです。
 
私の鳥観察記録
VOL 18
ヤイロチョウ(滋賀県高島市朽木) 17.7.12.13

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