ヒカゲツツジ満開の向山周回

【日 時】 2011年4月24日(日)
【行き先】 丹波・向山
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 シャラ単独

【コース・タイム】
   JR石生駅     11:10  
   (スタート)
   登り口      11:20
   二の山      11:45
   四の山      12:35
   向山頂上     13:10 13:45
   五の山      14:05
   分水界展望所  15:10
   分水公園     15:25
   JR石生駅着   16:00
    (ゴール)
  
 コースタイムはおおよそのタイムです。
今回歩いたトラックログ
JR石生駅を出発
登り口
 このコースは囲炉裏の山行記録にもたくさんの村民が記録をあげているので参考にさせていただいた。ただ、この山域は私の家からとても遠く、乗り換えを入れると3時間以上かかる。車で行く方法もあるが、ゆっくりと電車を乗り継いで行くことにした。大阪駅から福知山線に乗り、篠山口で乗り換えて、目的の石生駅には予定通り11時に着いた。さすがにこの時間から登り始める人はいないようで駅で降りたのは自分だけだった。
自然林の登山道
ミツバツツジ
二の山
見事に咲いたヒカゲツツジ
 この周回コースには、向山以外に二の山から五の山(コース上の最高点591m)までたくさんのピークがあり、登り口からの標高差はさほどでもないが、アップダウンはきつそうだ。最初の標識二の山までは30分ほどで到着。既に300mの標高で、あと300m登ればいいと思うと少し気が楽になる。
ヒカゲツツジを背景に
ヒカゲツツジのトンネル道
 四の山の標識前後くらいの尾根道に出る頃から、お目当てのレモンクリーム色のヒカゲツツジガ現れた。ちょうど咲きごろ見ごろで素晴らしい。僕にとっては初めての体験。ほんとに遠くまできたかいがあったと嬉しくなった。松の台展望所と標識のあるところでツツジをバックに写真を撮ってもらった。またその先にはツツジのトンネル道となっているところもあった。
展望所から
向山頂上
 ヒカゲツツジを鑑賞しながらの尾根道歩きは気持ちいい。ツツジが岡展望所と標識のあるところを過ぎると間もなく向山頂上へ到着。三角点にタッチしてここでお昼にすることにした。ここからは下界の眺めが綺麗でお昼にはいい場所だった。帰りの電車の時間を考えるとあまり長いは出来なかった。今日は予報ではもっといいと思って出かけてきたが、それほどでもない天気だ。
咲き残ったタムシバ
ミヤマシキミ
 いつもになく短いお昼タイムで頂上を出発する。まだまだ尾根道が続き、ヒカゲツツジはたくさん咲いていた。それ以外にも、私のところの山にもたくさんあるタムシバがまだ咲き残っているのが見られた。低木のミヤマシキミや普通のシキミの花にも出会えた。なかなか高度は下がらず逆に少し上がって今回の最高点である五の山に到着する。
五の山
岩場もある下山道
 五の山で14時をまわった。後2時間で下りないといけないが、なかなか高度が下がらない。尾根道は一部岩場となっているところもあり、そんなところにもヒカゲツツジが綺麗に咲いていた。今日はほんとにこのツツジを堪能させていただいた。珪石山に向かうところあたりからやっと下りがきつくなり、ロープが張ってある激下りコースもあった。
分水界展望所
下山
 そして、最後のポイント分水界展望所を過ぎると沢に出合い、間もなく下界へと下りてくることができた。GPSの軌跡を見ると見事なまでに周回コースとなっているようで、楕円形の赤い線が引けていた。今日は途中ぱらっと小雨が来て、合羽を着る場面もあったが、下界はいい天気となっていた。ちょうどいい時刻に石生駅に戻ることができて、予定していた電車で帰途についた。久しぶりの適度な山歩きと素晴らしいヒカゲツツジでリフレッシュすることができた一日となった。
 今年は公私ともにいろいろな出来事が重なり、山スキーも山歩きもほとんどできない状況だった。春になって桜の時期も終わり、なんとかこの日は1日用事もなく天気も良さそうなので、思い切って前々から一度見てみたかった「ヒカゲツツジ」を見に丹波の向山まで出かけることにした。
 周回コースを行くことにしていたので、ある程度は急がねばならない。駅前の町並みをはずれ、しばらくで、登山口に到着。登山道は自然林で歩きやすかった。ピンクの綺麗なミツバツツジや赤いヤブツバキもまだ残って咲いていてくれた。