岩屋谷林道終点より三国岳周回

  【日 時】 2011年11月13日(日)
  【行き先】 三国岳(京滋県境)
  【天 気】 曇り
  【メンバー】 杣さん、Yさん(囲炉裏外)、
          シャラ

  【コース・タイム】
   岩屋谷滝谷林道分岐     8:40  
   (スタート)
   岩屋谷林道終点       9:00
  (京都府立大学久多演習林管理小屋)
   分水嶺尾根         10:50
   936ピーク         11:15
   分水嶺尾根   11:30  12:15
   三国岳            13:40  
   岩屋谷下山口        14:05
   岩屋谷林道終点      15:00
   岩屋谷滝谷林道分岐   15:30
   (ゴール)

今回歩いたトラックログ
岩屋谷、滝谷林道分岐を出発
京都府立大学久多演習林管理小屋
 Yさんは既に今年3回こちらからこの山域に入っているとか。前回の明神平と違って私の家からここまでは1時間で来る事ができた。こちらから入るのはかなり穴場的なコースのようだ。結果的には今日誰にも出会わなかった。天気は曇っている。なんとか下山するまでもってほしいものである。管理棟のところから橋を渡っていよいよ激登り口に取り付く。もともと地図上には登り道はない。久しぶりのバリハイである。
渡渉
急坂ゲキ登り
天然ナメコ
紅葉細ブナの尾根を登る
 ちょうどこの細い登り尾根に見事な天然ナメコを見つけた。今シーズンお初だったので嬉しかった。もちろんみんなで分け合って家へのお土産にし、私の家ではナメコおろしとナメコ汁で美味しくいただいた。自然の味がした。ここから登っていくと間もなく細いブナが出だした。傾斜も少し緩くなって気持ちのいい登り道となってきた。
細ブナ林群生
分水嶺尾根に取り付く
 途中には細ブナ林のエリアがあり、小休止をする。その後はまた急坂の登り道となるが、なんとか11時前に三国岳から続く分水嶺尾根に到着することができた。なかなかいい尾根道だ。まだ時間もあるので私の希望で三国岳とは反対方向の地図上に936と標記のある頂に向かった。
分水嶺尾根を936ピークへ
分水嶺尾根を三国岳へ
 936ピークは標識もない小さな頂だった。再び来た尾根道を戻ってさっき取り付いた辺りで昼食とすることにした。それにしても静かで誰にも出会わない。気持ちのいい尾根の広場でゆっくり昼食タイムとして、三国岳へ向けて出発。尾根の両脇の樹木は落葉しているので、尾根道は落ち葉の絨毯となっている。ふかふかの道だ。
頂上直下の登り
頂上バンダナショット
 三国岳への最後の登りは少し厳しかったが、無事高島トレイルの道標のある頂に立つ事ができた。分水尾根上ではここが高島トレイルの終点である。恒例のバンダナショットをカメラのタイマーを使ってうまく撮ることができた。小休止をしてここから下りモードに入った。
岩屋谷の下山道口
岩屋谷激下り
 下りは岩屋谷道を行くことになっていた。道標のあるところまではすぐだった。しかしここからの谷道の下りはしっかりついていたがかなり厳しかった。まさに激下りであった。途中細いトラバース道となっているところもあった。また、下り道の途中には3カ所の洞窟のような岩穴があった。昔の人はここで修行されたのだろうか。
一の岩屋
演習林管理小屋へ帰着
 そしてなんとか午後3時に演習林管理小屋のところまで戻ってくる事ができた。取り付き口のわからない登り口をうろうろしたときはどうなるかとも思ったがなんとか、無事に戻って来られた。初ナメコもゲットできたし、途中には綺麗なブナ林群生もあった。なかなかいいコースだった。また新緑の頃にも訪れてみたいものだ。
 このところ一緒に山歩きを楽しんでいるメンバーで京都の久多から高島トレイル終点の三国岳を周回した。今回もこの辺りのことにとても詳しいYさんの案内。岩屋谷と滝谷の林道分岐地点に車をデポして岩屋谷林道をスタート。この先は京都府立大学の演習林となっているようだ。林道終点には無人の管理小屋が建っていた。
 取り付き口がわからなくて最初少し時間をロスしたが、途中からテープが巻いてある細い登り尾根に取り付き何とか登りコースを確保することができた。それでやっとほっとすることができた。ここまでは激登りでかなりしんどかった。