今回歩いたコース(トラックログ)
菅並集落六所神社からスタート
最初は急登
 今回の企画も最近よく一緒に登っているメンバーで雪山歩きをしようという話しがまとまり、Yさんが湖北の妙理山を計画してくれた。もともと2月の下旬に計画されていたが、都合でこの日に順延となっていた。何処にある山なのか最初知らなかったが、ネットで調べてみたら、何名か囲炉裏のメンバーの方も登っている山のようだ。
立派なナツツバキの樹
ブナ林尾根出現
 もちろんこの時期なので雪山歩きを楽しむ目的だった。どれだけ雪が残っているのか心配でもあったが、さすがにこの地域ではまだたっぷり残っていてくれた。また気温はそこそこ低いが、お天気はこの時期にしては最高となった。雪山遊びをするのには好条件がそろった。最近山に入ってなかったので心配もあったが、それも吹っ飛んでしまった。
ブナの老木
三国岳眺望(手前は横山岳)
 8時半過ぎに菅並集落の六所神社から私はスノーシューで2名はワカンでスタート。気温が低いせいか雪もしまっていてまったく沈まないので歩きやすい。林道を少し行ったところから早速尾根に取り付く。最初は急登だが、P419くらいから尾根もなだらかになりブナが出現してくると心地よい雪山歩きとなってきた。そして右手の横山岳の後ろに隠れていた山々が姿を現してくる。音波山から続く余呉トレイルの終わりの山、三国岳のようだ。雪をかぶった山の眺望は素晴らしい。
マーキング確認
素晴らしいブナ林尾根T
 Yさんが2月中旬に下見したときに付けたマークのテープを確認している。かなり高い位置についているので、おそらくその時から1m以上雪が減っているのだろうが、それでもこのあたりでは今でも1mはありそうだ。青天のもとで延々続く雪のブナ林尾根を歩く快感は共感いただける方にしかわからない。計画が今日に順延されたことを喜びたい。
東妙理山到着
素晴らしいブナ林尾根U
 2時間以上かかって東妙理山と樹に小さな新しい標札がついた尾根に到着する。ここで小休止。時間を忘れるくらいに気持ちのいい登り道だった。ここからは余呉トレイルの山並み全部が望めた。山の同定をするのも楽しい。白い雪をかぶった山々の眺望は見飽きることがないほどだ。何時か見えている山全部の頂に立ってみたいという願望が湧いてくる。
素晴らしいブナ林尾根を妙理山までスノーシューハイク
 山並みとブナをバックにマイショット。今日も誰にも出会いそうにない。こんなに素晴らしい空間を我々3人だけで独占だ。ここからはさらにブナ林の景観が良くなり、雪の量が増えて行く。コースが右に少し曲がって登り詰めるとそこが妙理山の頂上とわかった。901.5mの頂だが、ここまでほとんど登り返しもなく、快適なコースだ。
 ピストンの計画なので、下山は来た道をもどる。何度歩いてもブナ林尾根はいいもんだ。下りで右手となる山々も遠くに雪をかぶって望めた。おそらく高島トレイルの山並みだろう。囲炉裏のメンバーでもかつてこのコースを山スキーで滑っている記録がある。斜度は少し緩いがP419までは快適な滑りが楽しめそうだ。来年はそれでやってみよう。
 また違う山の同定をしながら下りはゆっくりと進む。最後までこの素晴らしい環境をかみしめたい思いだった。それでも2時間余で出発地点に下りてこられた。さすがに登り口の急尾根には雪がかなり融けていたので、スノーシューをはずして下った。今日の標高差は700m、登り返しのない適度なコース、延々続く緩いブナ林尾根、尾根の両側には雪を戴いたトレイルの山々、ほんとに素晴らしい雪山歩きができたことを喜びたい。
小休止と山の同定
間もなくゴールへ
下山開始
ブナ林尾根を下る
妙理山頂到着
恒例バンダナショット
マイショット
余呉トレイルの山並み
【日 時】 2012年3月20日(火)
【行き先】 湖北・妙理山
【天 気】 晴れ
【メンバー】 杣さん、囲炉裏外Yさん、シャラ

【コース・タイム】
   菅並 六所神社   8:35  
   (スタート)
   P419        9:20
   東妙理山      10:50
   妙理山       12:00
               13:00
   東妙理山      13:45
   菅並 六所神社   15:15
    (ゴール)
 
  コースタイムはおおよそのタイムです。
 頂上では山並みを眺めながらゆっくりと昼食をとる。ちょうど12時となっていた。食後に恒例のバンダナショットを撮ったが、ちょっと人物をアップしすぎてしまった。それにしても頂上はまだ雪が多い。2m近くはありそうだ。