今回歩いたコース(トラックログ)
マキノスキー場第二ゲレンデを登る
小ブナ林道を登るT
 最近よく登っているメンバーで雪山歩きをしようという話しがまとまり、私の地元の大谷山をマキノスキー場からピストンすることになった。私はスノーシュー、他の二人はワカンで。この日は朝気温が高かったせいかひどい霧が発生した。またこの一週間雪は降ってないのでコンデションも心配だった。天気予報は曇りなので、青空は期待できないと思っていた。
小ブナ林道を登るU
寒風への激登り
 マキノ高原駐車場にデポし出発は10時前だった。最初はマキノスキー場の端を登り、第二ゲレンデの上部から本格的な登りとなった。今日この同コースで高島トレイル協議会主催の大谷山スノーシュー企画が実施されているはずだが、既に上部まで進んでいるようで誰も見えなかった。朝の霧は何時のまにか晴れていた。
大谷山に向かって出発
増えた登山者
 最初はコースをわざと外れてショートカットを楽しんだりしながら登った。雪の量はまずまずあるが少し重い。Yさんがコース取りでマーキングしていたP562地点までの登りが少し厳しく時間もかかったが、そこを過ぎると小ブナ林の気持ちいい登りとなった。この山域にこれほどの小ブナ林があるとは嬉しい誤算だった。ブナ林が終わり、視界が開けて急坂を登り切ると寒風に到着する。ここからの眺めは最高だった。天気が好転しているようで、視界が開けた。
大雪原を行く
伊吹山遠景
 コースタイムは予定を少し遅れ気味なので、小休止だけで大谷山へと出発。尾根には雪たっぷりでスノーシュー歩きの絶好コース。気持ちがいい。どこからか小グループが現れた。岐阜から来られた団体さんは粟柄越からの縦走とか。高島トレイル協議会企画の団体さんはちょうど大谷山に到着するのが遠くから眺められた。
登頂写真
比良山系をバックに
 大谷山登頂は我々が一番最後となったので、岐阜の団体さんに頼んで登頂写真を撮ってもらった。背景は赤坂山方向でなかなかいい写真だ。雪が少ないのは風でとばされるためだろうか。ここで琵琶湖を眺めながら昼食タイム。風が少し強いのはいたしかたない。比良山系方向をバックにもう一枚撮ってもらった。これもいい写真だ。
素晴らしい眺望マキノスキー場より大谷山ピストン
 かなり遅くなってしまったがまた来た道を引き返す。大谷山〜寒風の尾根は何回通ってもいい尾根だ。大雪原を登り返すのはきついがそれ以上の快感がある。今度は山スキーでツアーをしてみたい願望が湧いてきた。何時のまにか上を見ると青空が広がっていた。雪山と青空のコントラストは実に素晴らしい。
 琵琶湖を挟んで右手から霊仙、伊吹、金糞、福井の山々。白山は見つけられなかったが、あまりに眺望が素晴らしいので、時を忘れてここでまた写真を撮ってもらったりした。何時までも名残おしいが、下山時刻を考えて雪原を下る。もうこの時間には我々以外には山に入っていないだろう。
 再び小ブナ林の道を下山してスキー場の上部に出る。スキー場にはまだわずかな家族が雪遊びを楽しんでいた。駐車場着は4時半近くになっていた。今日も楽しい雪遊びだった。登り口から少しは面白くないが、途中からのブナ林道登りと尾根の大雪原歩きはほんとうに素晴らしいコースだ。次は山スキーで登ってみたい。
再び小ブナ林道を下る
スキー場上部へ帰着
伊吹山をバックに
寒風を下る
寒風に戻る
雪に埋もれた高島トレイル道標
雪原を下る
大雪原を登り返す
【日 時】 2012年1月22日(日)
【行き先】 大谷山
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 杣さん、囲炉裏外Yさん、シャラ

【コース・タイム】
   マキノ高原駐車場   9:45  
   (スタート)
   第二ゲレンデ上部  10:20
   P562地点      11:30
   寒風          12:30
   大谷山     13:10   13:50
   寒風          14:30
   第二ゲレンデ上部  16:05
   マキノ高原駐車場  16:25
    (ゴール)
 
  コースタイムはおおよそのタイムです。
 寒風まではそれほど時間はかからなかった。帰りになんとかここに有るはずの高島トレイル道標を見つけたかったので必死で探したらやっとほとんど雪に埋まった状態で見つけた。おそらくこの辺りは積雪が1mを超えているのだろう。