霧訪山(キリトウヤマ)はいい山でした
【日 時】 2014年5月7日(木)
【行き先】 霧訪山
【天 気】 晴れ曇り
【メンバー】 シャラ
【コース・タイム】
山ノ神自然園(スタート) 11:30
たまらずの池 11:40
34鉄塔 12:30
大芝山分岐 13:10
霧訪山頂上 13:30 14:15
大芝山 15:35
大芝山の肩 16:00
山の神社 16:40
山ノ神自然園 17:00
(ゴール)
※コースタイムはかなり遅めです。
登頂写真
出発してすぐ「たまらずの池」の淵には山桜が満開だった。そしてそこから登山口まではすぐだった。フイリシハイスミレやミツバツツジが咲く急な登山道を登って行くと34番鉄塔に到着する。このあたりから雪を戴いた北アルプスの穂高連山が綺麗に望めた。今日が展望のきく晴の天気であることに感謝した。
コゲラ
今回歩いたトラックログ
大芝山の肩からはひたすらのくだりとなる。途中には大きく谷をトラバースしながらの激下り。花の写真を撮りまくっていたためますます時間が遅くなってしまった。山の神社を通過してやっと車をデポしたところの近くまで下りてこられたと思った。時刻はすでに5時前だった。それにしても、豊かな植生と見事な頂上からの展望と、霧訪山はとてもいい山だと実感した。
最後の25番鉄塔を激下る
最初に現れたのはカタクリとニリンソウの見事な群落。その中に混ざって、紫のヤマエンゴサク、フデリンドウ、珍しいヒゲネワチガイソウ、シロバナエンレイソウ、ホソバノアマナが。ヤブレガサやルイヨウボタンは新株が出たばかり。そして最後に大好きなアケボノスミレやエイザンスミレにも出会えた。
カタクリとニリンソウの群落
男坂を激下る
ここで北アルプスの山々を眺めながらの少し遅い昼食タイムとする。贅沢な時間を過ごす。鳥のさえずりが聞こえたので近くに置いておいたカメラを一番の望遠に合わせたら木にとまった鳥を撮ることができた。後で図鑑で調べたらコガラのようだ。
山の神社を通過
大芝山到着
狭いが歩きやすい尾根を進んで行くと大芝山分岐に到着する。ここからは頂上まではつづれ織り状の登山道、女坂を登る。終わりかけのカタクリがたくさん咲いていた。なんとかまだ新鮮な株を探して写真におさめる。そしてやがて頂上へと到着する。頂上の道標に表示されているとおり360度の展望が開けた。
大芝山分岐
登山口
頂上からの展望・南アルプス
それでも、春はスミレ等の種類も多く、カタクリやニリンソウの群落があり、頂上からの展望も抜群で4時間程度で周回コースがあるとの情報を得て出かけることを決めた。私の家からは想定以上の時間がかかってしまって、山ノ神自然園の駐車場に車をデポして出発は11時30分となってしまった。
たきあらしの峰
以前から気になっていた山で何時の日にか登ってみようと思っていた山、霧訪山(きりとうやま)。退職した今年、GWが終わった翌日に登ることができた。この山を知ったきっかけは「オキナグサ」、この山の頂上付近に咲いているという。でもそれは自生しているのではないらしい。
奥穂を中心にして北アルプスを、仙丈ヶ岳を中心にして南アルプスを写真におさめる。八ヶ岳や御嶽山も見える。素晴しい景色に見とれてしまう。もちろん、情報どおり「オキナグサ」は頂上の祠の横に咲いていたので、これの証拠写真を撮り、私の登頂記録写真を撮ってもらった。
ミツバツツジの咲く登山道
狭い尾根を登る
かなり遅い昼食タイムを終え頂上を後にする。下りは大芝山分岐まで男坂を激下る。たきあらしの峰から大芝山、大芝山の肩までは尾根道歩きとなり、途中には春の植物がたくさん見られ写真を撮りまくったので、かなりタイムをろうひしてしまった。
頂上からの展望・北アルプス
カタクリ咲く女坂を登る
まだ桜が満開(たまらずの池)