若狭側から桜谷山へスノーシュー
雪の上根来集落(廃屋)

【日 時】 2014年2月11日(火)
【行き先】 桜谷山・小栗山分岐尾根
【天 気】 曇り雪
【メンバー】法香さん、杣さん、シャラ

【コース・タイム】
   上根来集落(スタート)10:20
   スノーシュー装着   10:40
   登山尾根口   10:50
   P547      11:35
   桜谷山・小栗山分岐 12:40 13:30
   P547     14:00
   上根来集落  14:45  
    (ゴール)

 やがて茅葺の古民家の間をぬって車をデポした地点へと戻る。できればもう少しブナが林立した尾根道のスノーシューを楽しみたかったが、それはまた次回にしよう。新雪の雪たっぷりの尾根スノーシューハイクの快感をこれでもたっぷり楽しむことができた一日だった。
今回歩いたトラックログ
雪山眺望U
深雪の中を登るT
 歩き始め雪が増えてきたので、小屋の軒先を借りてスノーシューやワカンを装着する。最初のポイントは、登る尾根の取付き口。あとで聞いた話ではもうすべてが廃屋となっている民家の裏の竹藪のはずれがその位置だと昨年の下見で確認していた。
雪に埋まる道標前で
 今年2回目の雪遊びは昨年も計画して中止になった企画、若狭の上根来集落から高島トレイル上のP825桜谷山を実施することにした。昨年3月計画したときは雪がほとんど消えてしまってやむなく中止した経緯がるので、今年は一番雪が多い時期にタイミングを合わせた。
 今日は残念だが、青空が見られない。それでも周囲の山々の眺望はきいた。左の山が目的の桜谷山だろうか。山の同定はいつも難しい。そして下りはいつも速い。登りの踏みあとを辿れば間違うこともない。登り口まで下りてくると前方にも綺麗な山並みが望めた。
雪山眺望T
下山開始T
 やがて雪にほとんどが埋まった「小栗山」への道標が見えてくる。ここで桜谷山と小栗山を結ぶ尾根に取付いたようだ。昼を大きくまわってしまったので、ブナの木の下の雪を踏み固めて場所をつくって昼食をとる。さすがに手袋を脱ぐと手がかじかんでくる。かなり気温は下がっているようだ。
桜谷山・小栗山分岐
車デポ地へ帰着
 尾根への登り口からすでに昨年下見した時をはるかにこえる雪が積もっている。僕だけがスノーシューで女性二人はワカン。僕が先頭を歩いてラッセル。最初から急登で足を引き上げるのがしんどいが、深雪をスノーシューを登る快感の方が大きい。間もなく小栗山という道標があり、尾根が左へ90度まわっている。
ワカンを付けて再出発
ブナ林の間を登るU
 参加者は少し寂しく大阪と京都から2名。近江今津駅に9時過ぎの電車で集合してもらうことになっていたので、迎えに行き、3名で若狭上根来集落へ向かう。高島側は晴れていたが、若狭側に入っていくと天気は曇りに変わって寒く、集落までの道路が凍結していた。心配していた雪はたっぷりありそうだ。準備をして出発は10時20分だった。
下山開始U
 やがてP547ポイントへ到着。昨年はここまで下見している。ここからますます雪が増えてスノーシューの威力が発揮される。いったん鞍部になり登り返すとぽつぽつ待望のブナが現れてくる。真っ白な雪の大地とブナ林、素晴しい空間を3人が独占して登る。この快感。ザ・スノーシュー。
登行開始
P547到着
 本来は目的の桜谷山まで行きたかったが、下山の時間を考えここで戻ることにした。スノーシューの快感は下りの方がより大きい。3名が思い思いのコースで登りの踏みあとを避け、新雪の大地を歓声をあげて下る。まさに大人のスノーシュー雪遊びだ。
ブナ林の間を登るT
深雪の中を登るU
車デポ地を出発