高島トレイル与助谷山周辺へスノーシュー
 最初からスノーシューを装着して出発はちょうど10時。今日のコースは取りあえず林道を辿って高島トレイルの尾根に取付き、そこから先は雪の状況等を考えてコース取りしようと考えていた。昨日入口付近の下見をして林道の雪はだいじょうぶだと思っていたら10分も行かないうちに水が流れているところの路上の雪がとけてスノーシューでは通行不能となってしまった。
 今年3回目のML企画はマキノスキー場から寒風までを計画していたが、最近の温暖気候で雪不足のため、急遽滋賀県朽木側から駒ヶ岳周辺をスノーシューで雪遊びすることに変更した。今回の参加者3名を安曇川駅まで迎えに行き、朽木の木地山集落の駐車場となっている空地に車を置いた。今日ここから入るのは我々だけのようだ。

【日 時】 2014年3月2日(日)
【行き先】 高島トレイル・与助谷山周辺
【天 気】 曇り
【メンバー】RYUさん、杣さん、村民外1、シャラ

【コース・タイム】
   木地山集落     10:00
    (スタート)
   隣の尾根へ移動  10:20
   P649        11:00
   高島トレイル尾根取付き 12:00
   高島トレイル下山P 12:30 13:10
   木地山集落      15:00  
    (ゴール)

 少しガスってきて視界が悪くなってきたが、高島トレイルのコース尾根に無事到着した。地図上ではこの辺に高島トレイルや与助谷山の道標があってもいいと思い探したが見つからなかった。道標が全部埋まる程の積雪ではないのに。そこからトレイルを駒ヶ岳方向に進んだところに矢印の標識を見つけた。ここでちょうど12時半となっていたので、昼食タイムとした。
ブッシュ尾根の激下り
間もなく到着
 この尾根はその時以来でブッシュがきつい尾根という印象があったが、途中ブナも見られなかなか面白い尾根だった。最後少しルートミスはしたが、結果として車デポ地のすぐ隣に下山できた。積雪期ならではのコースどりだった。今回は雪の少ない山でのスノーシュー遊びについて勉強させられた一日だったかもしれない。でもこれもまた楽しい一日だった。
今回歩いたトラックログ
 これでは進めないのでここで決断して何回か歩いたこともある林道隣の尾根へ移ることにした。尾根まではかなりの急登であったが、なんとか取り付けた。その場所からは、1月に山スキーで登った百里ヶ岳の前峰が綺麗に望めた。林道の方が雪が多いと思っていたが、間違っていたようだ。結果として早いうちに乗り換えたことは良かった。
尾根の大木前でバンダナショット
百里ヶ岳前峰
ブナ林の間を登るU
 食後、標識のかかった大木の前でバンダナショットを撮ると、みんなもうかなり満足したようだったので、ここからのびる尾根を下ることにした。数年前の冬に囲炉裏のTさん、Pさんとこの周辺をスノーシューで周回した時、下ったことのあるブッシュ尾根。ひょっとしたらと思ってその時のトラックログをGPSにアップしてきていた。
尾根で昼食
ブナ林の間を登るV
 お天気は予報どおり曇っている。風はあまりなく暖かい。今年のスノーシュー企画はなんとか3回実施できたが、完璧な晴天の日がなかった。でもこの環境なら満足すべしなのかもしれない。途中には水色のビニールテープを樹皮に巻いた綺麗な植林帯を通過した。その後には素晴しいブナの樹林帯が続いていた。
植林間を登る
車デポ地近くへ無事帰着
 長く降っていないのでかなり腐った雪ではあるが、スノーシューとしては楽しめた。この前のようにラッセルしなくていいのは楽だ。やがて地図上に649と表示があるポイントに到着。その手前には道標があり、駒ヶ岳まで3.6kmの表示だった。雪の量は30cm〜多いところで70cmくらいだろうか。なんとかこれなら一日スノーシューで雪遊びができそうだ。
枯れ葉が散乱した林道
ブナ林の間を登るT
間もなく高島トレイル尾根へ
 やがて待望のブナ林もポツポツと現れてきて、快適さが増してきた。ただ雪の表面に長く新雪が降っていないため、樹木の枯葉や枯れ枝が散乱しているところがあるのはちょっと残念だ。
コース変更隣の尾根へ激登
P649手前の道標
尾根を登る
車デポ地を出発