2日がかりで登頂 火打山

【日 時】 2015年8月5日(水)6日(木)
【行き先】 火打山
【天 気】 晴れ曇り雷雨
【メンバー】 Keyさん、ひいちゃん、ハラッチさん、もっちゃん、シャラ

【コース・タイム】
 5日笹ヶ峰登山口(スタート) 7:50
   黒沢             8:45
   12曲り口         9:20
   富士見台  10:25
   高谷池ヒュッテ  11:20 12:05
   雷鳥平     13:15  13:30
   高谷池ヒュッテ     14:15
 6日高谷池ヒュッテ     6:30
   雷鳥平          9:00
   頂上           10:05
   高谷池ヒュッテ  11:15  11:45
   笹ヶ峰登山口(ゴール)   14:00

今回企画で本当は百名山2座を果たしたかったが、山の天気はそんなに甘くはなかった。山は逃げないのでまた次の機会に望みたい。それにしても高谷池ヒュッテから山頂へは噂どおりの素晴らしいコースだった。しかも2回目はガイドつきで登ったわけだ。今回も楽しく有意義な企画に参加できたことに感謝したい。

赤線は今回歩いたトラックログ

火打山で出会った花

 山仲間のKさんから火打山と妙高山を前夜泊と山小屋1泊で登る計画に誘われ、日程的にもちょうどよく、百名山を2座ゲットできるとあって即座にOKの返事をしていた。他のメンバーは男性1名、女性2名だった。女性のTさんは、昨年同じKさん企画の八海山、平ヶ岳にご一緒だった方だ。
 頂上での視界は完璧とまではいかなかったが、何時もの集合記念写真を撮ってから、ガイドの方と別れ早々に下った。リーダーの下りペースも速く、地図のコースタイムより早めに下山することができた。
ワタスゲと山頂
 最初は木道が整備してあり歩きやすい。黒沢を過ぎると「十二曲り」の急登になる。さすがに暑くなり汗がとまらない。Kリーダーは全くテンポよく進んで行かれる。休憩も短い。急登が終わり富士見平を過ぎる。さすがに富士山は見えなかった。
笹ヶ峰登山口に帰着
湿原の木道を戻る
雷鳥平で雷雨に
頂上への階段
 山小屋は満室ではなく、心地よく眠れた。たまたま今日は山小屋のスタッフによる自然観察会企画がありそれに加わって登頂を目指すことになった。植物だけでなく、鳥やトンボの話もきけ、頂上まで楽しく登ることができた。朝のお天気は良く、コース途中池塘に火打山が映る「逆さ火打」が綺麗に見られた。
逆さ火打
夕暮れ風景
 途中ワタスゲの群生も見られ、背景に火打山が入るとなかなか良い写真になった。ところがお昼を過ぎた頃から雲行きが怪しくなり、山頂まであと30分の雷鳥平で雷雨となってしまった。木の下に入って少し様子を見たがこれ以上進むのは危険とリーダーの判断で退却することになった。
登頂写真
再び雷鳥平
 オオシラビソ、ダケカンバ、ブナと次々と樹木が現れてくる。花はそれほど種類は出てこない。やがて視界が開けると前方に丸く尖った山が見えた。「焼山」らしい。その隣の隣が今回の目的の山のようだがまだ見えない。
快調に
木道を行く
湿原の木道
 名神、中央、長野と高速を乗り継ぎ、途中のPAで仮眠をして、高速を妙高高原で下りて笹ヶ峰登山口までスムーズに到着。登山口の直前に駐車。出発準備をして8時前にはスタートすることができた。お天気はまずまず良さそう。かなり暑くなりそうな気配だ。
天狗の庭から頂上を
 そして少し歩くと、尖がり屋根の今夜泊する山小屋が見えてきた。高谷池ヒュッテに到着。昼ごはんにして、荷物を小屋に預けてサブザックで頂上へ出発。ここからの湿原には、ハクサンコザクラやミヤマキンバイ、イワイチョウ、コイワカガミ等々湿原の花が咲き乱れていた。
オオシラビソの森
十二曲り
 雷は間もなくでおさまったが雨は激しく、山小屋で着替えをして、宴会モードで明日の行程を話し合い、今回妙高は諦めて明日火打のみをゲットしようということになった。夕食後小屋2階のテラスから日の沈んだオレンジ色の山景がとても美しかった。
高谷池ヒュッテ到着
焼山を望む
笹ヶ峰登山口出発