鳳凰三山周回 青木鉱泉から御座石鉱泉へ
【日 時】 2015年8月13日(木)
【行き先】 鳳凰三山
【天 気】 曇り雨
【メンバー】 シャラ
【コース・タイム】
薬師岳小屋(スタート) 6:00
観音岳 6:40
赤抜沢ノ頭 7:30
地蔵岳オベリスク 8:15 8:35
鳳凰小屋 9:15 9:35
燕頭山 11:35
西ノ平 14:00
御座石鉱泉 14:40
(ゴール)
コースタイムはおおよそのタイムです。
最後はペースを上げ、御座石鉱泉に着いてからも、荷物をデポさせてもらい、空身で青木鉱泉まで戻り、車を回収してから帰宅の途に着き、何とかその日中に帰れた。それにしても南アルプスは想定以上のアプローチの長さだった。その代り植生は豊かで、ランの種類も多かった。かなり厳しい2日間だったが、魅力ある山歩きができたことに感謝したい。
多くの登山者
たくさんのお地蔵さん
天気予報どおり今日はお天気が崩れた。雨はそれほどでもないが、小雨が降ったりやんだりを繰り返すお天気だ。ただ昨日のように北岳は見えない。朝食を小屋でいただき、朝は6時に出発した。身体が動かない状態での小屋から薬師岳山頂までの朝一の登りは辛かった。
今回歩いたトラックログ
昨日出会えたタカネビランジはこの稜線上いたるところで咲いていた。やはり最大の南アルプスを代表する夏の花なのだろう。そしてもう一つご当地特産種に出会えた。「ホウオウシャジン」。登山道でたくさん見かけたヒメシャジンより葉っぱが細く独特の品格が感じられる花だと思った。そして紫色がとても綺麗だ。
ガスるオベリスク前で
西ノ平
小屋のスタッフの情報は御座石コースの方が植生が豊かで、途中には今レンゲショウマが咲いているという話だった。期待して下って行くと情報通り数種類のランや咲いているレンゲショウマに出会うことができた。ただ登り同様下りもたいへん時間がかかってしまった。今日中に帰宅するにはかなり厳しい時間となっていた。
燕頭山
鳳凰小屋へ下山
名前のとおり、オベリスクの下には何故かお地蔵さんがたくさん置いてあった。ガスがなかなか晴れなかったが、最も視界が良くなったところで、オベリスクを背景に写真を撮ってもらった。それでもぼんやりとした背景となった。
御座石鉱泉
レンゲショウマ
ガスが少し晴れると地蔵岳のオベリスクまでの稜線が現れるが、まだまだ遠くの先に霞んでいた。団体のグループが休憩している横を通りすぎ、アップダウンがあり岩場が続く道を進む。
小雨に煙る縦走路T
今日の登山道
赤抜沢ノ頭
薬師岳の稜線に出ても遠くはほとんど望めず、今日歩く観音岳、地蔵岳方向もガスで眺望がきかない。それでも今日中に尾根を下りて車で帰らねばならない。こんなお天気でも稜線で出会う登山者はけっこう多く、団体さんもいる。快調に尾根を進むと間もなく三山の一つ観音岳の道標に着く。また記念写真を撮ってもらう。
鳳凰小屋
最後の急坂を登り切ったところが地蔵岳だと勝手に思っていたが、そこは地図上で「赤抜沢ノ頭」というポイントだとわかった。そのまま進んでしまうとえらいことになってしまうところだった。ここを下ってはじめて地蔵岳オベリスクの近くに出られた。山の読図はほんとに難しい。
ホウオウシャジン
観音岳
ここから砂の道を鳳凰小屋を目指して下った。40分かかって小屋に着いた。ここで小休止したとき、小屋のスタッフの方と植物について話をして貴重な情報をきき、下りをドンドコ沢コースから御座石コースに急遽変更することを決めた。
小雨に煙る縦走路U
小屋出発