今年最初の日本百名山 恵那山登山

【日 時】 2016年5月15日(日)
【行き先】 恵那山
【天 気】 晴曇り
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
   峰越林道ゲート(スタート)5:45
   広河原登山口       6:15
   カラマツ植林帯      7:25
   6/10道標         8:35
   恵那山頂上(三角点)9:55 10:20
   カラマツ植林帯        12:00
   広河原登山口登山口  12:55
   峰越林道ゲート(ゴール) 13:30

 整然と並んだカラマツ植林帯を通過すると最後の激下りとなり、間もなく登山口に下りた。最後のアスファルトの林道歩きは辛かった。15年くらい前に今日のコースが新設されて以来このコースが恵那山登山のメインコースとなっているようだ。今日の標高差は950m。それなりの達成感と素晴らしい花々に出会うことができ、良い山歩きの1日だった。
今回歩いたトラックログ
 今年初の百名山登山はツアー会社の企画で行くことにした。Pツアー会社のカタログで日程等勘案しコース選択をして恵那山に決定した。中央高速の恵那山トンネルを通るたびにこの上の山も百名山だと認識していた。前夜からバス乗車し、恵那峡SAで仮眠。ヘブンス園原の駐車場でマイクロバスに乗り換え峰越林道ゲートまで。
尾根道を登るU
 橋を通って沢を渡渉して本格的な登山道に入る。最初は広葉自然林をつづれ折りに登る。斜度も適度で登りやすい。道わきに白花のエンレイソウ兄弟が咲いていた。ツアー企画で写真を自由に撮らせてもらえるかどうか危惧していたが、ある程度自由に撮らせてもらえたのでほっとした。
バイカオウレン群生
ラン群生
 長い休みはなく、小休止後に下山開始。途中には何とか眺望できるポイントがあり、しばし眺望を楽しむ。そして珍しい群生ランの花を写真に収める。
登頂記念ショット
頂上手前の道標
 やがて尾根道に出ると視界が開けてくるが、ガスっているのか視界は良くない。もともとこのコースは眺望が楽しめるコースではないようだ。ガイド氏の話では、今年記録的な少雪だったため、本来なら残っているはずの雪が皆無とのこと。その代りこの時期に咲いてない花が見られているようだ。その点は超ラッキーだった。
カラマツ植林帯を下る
下山道で眺望を楽しむ
 やがて樹林帯がカラマツの植林帯へと変わっていく。カラマツの植林は関西ではあまり見られないので珍しい。ガイド氏の説明では、中部地域では珍しくないようだ。かなりむかし木材の価値を見込んで植えたようだが、今は価値が下がり、伐採の手間も出ないのでほったらかしになっているとの説明。それでも整然と並んだ植林は良い雰囲気だ。
シロバナエンレイソウ兄弟
広河原登山口
尾根道を登るT
 ツアー会社企画の登山は今回で2回目。これから百名山を目指すためにはマイカーでは困難。ツアー会社のバリエーションから選択するのがベストだと考えた。このところの登山ブームのせいかツアー会社の人気コース企画はすぐに満席になるようだ。今回も40名近くの参加者でバスは満席。バス乗車の添乗員ガイドが2名と現地ガイド2名という体制。まず峰越ゲートからの林道歩きを30分。広河原登山口到着が6時15分となった。
頂上到着
 登山道沿いには同じような葉のユリ科、タケシマランの花とまだ蕾のユキザサが次々と現れてくる。ユキザサはかなり立派な株ばかり。ガイド氏(地元の方らしい)の話では、この地では出たばかりの新株の茎をゆがいて食するという。初めて聞く興味深い話だ。
渡渉
自然林を登る
 頂上近くでは珍しいランに出会い、バイカオウレンの群生が見事だ。9/10の道標を過ぎると三角点のある頂に到達した。頂上道標の横に立って早速証拠写真を撮ってもらった。
立派なユキザサ
カラマツ植林帯を登る
峰越ゲートより林道歩き