ご来光と富士山眺望 雲取山登山

 富士山が見えなくなった後は紅葉の写真ばかり撮りました。山頂から下山地鴨沢までの高度差は1,400m以上ある長い長い下り道でしたが、富士山と紅葉に癒されて無事下ることができました。この後何時ものとおり、道の駅に併設された温泉風呂で汗を流し、昼食をとって、これも長いバス帰路につきました。両神山も雲取山もさすがに百名山。良い山でした。今日で49座となりました。やっと半分。まだまだ道は遠いけど今年はこれで終了です。

鴨沢(ゴール)
 まずまずの眺望でしたが、あいにく富士山の方角は雲に覆われて見えませんでした。山頂標識があったので、横で記念写真を撮ってもらいました。2017は山頂の高度でそれは来年の西暦年とも同じ数字です。最近東京都がPRのためかこの立派な標識に立てかえたようです。来年はさらに多くの登山者になるでしょうか。
雲取山登頂写真
 大ダワというポイントからトラバース道を進むとカラフルなテントが張ってあるテント場があり、その先に今日の宿、雲取山荘が現れました。まだ時刻は2時半。太陽も高くにあるので、荷物を山荘にデポさせてもらい今日のうちにも雲取山に登ることになりました。ちょうど30分の登りで頂上に立てました。
霧藻ヶ峰へ

【日 時】 2016年11月12日(土)13日(日)
【行き先】 雲取山
【天 気】 晴れ曇り
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
12日三峯神社登山口(スタート) 8:30
   霧藻ヶ峰            10:20
   白岩山             13:20
   大ダワ             14:00
   雲取山荘           14:30
   雲取山             15:10
   雲取山荘(ゴール)     15:45
13日雲取山荘(スタート)     5:45
   雲取山             6:15
   小雲取山            6:50
   奥多摩小屋          7:20
   七ツ石小屋          8:20
   小袖乗越           9:40
   鴨沢(ゴール)        11:05
赤線は今回歩いたトラックログ(クリック拡大)
トラバース道
 昨日は両神山を登り,、下山後はもう一つの雲取山登山口にある宿へ入りました。そこには尊厳で立派な三峯神社がありました。宿坊的な建物かと思ってましたが、観光地の旅館のように施設も食事も良く、ふかふかの羽布団でよく眠れました。登山の宿とは思えない快適さでした。

 ここからはずっと右手に富士山を見ながらの快適な下りでした。何枚も富士山を入れて写真を撮りました。何回見ても飽きることのない山です。途中奥多摩小屋のポイントで休憩してさらに下ると広葉樹林帯となり、山頂付近では見られなかった紅葉が見ごとになってきました。
 出発してすぐは杉の木が見事に植えられている間を登ります。ガイド含め24名の大部隊が一定のテンポで黙々と登ります。朝の気温はもっと低くなるかと覚悟していましたが、風もなく快適な温度でとても登りやすい環境となりました。
高度が下がると見事な紅葉
間もなく雲取山荘
右手に富士山見ながら下山
 週末のせいか、お天気のせいか山荘は大混雑。布団2枚に3名のスペース。人いきれで暑くて寝苦しいくらいでした。今日は再度ご来光を見に山頂を踏み反対側の鴨沢まで下り、帰路につく予定。そのため出発は5:45でした。再登頂したタイミングで朝日が昇ってきました。少し霞んでいましたが、富士山もバッチリ見えました。
ご来光
奥多摩小屋
富士山眺望
 良いペースで登って行くとやがて最初の小ピーク、霧藻ヶ峰に到着。見晴らしの良い休憩所があり、長めの休憩。途中昨日登った両神山の雄姿が見渡せるポイントがあり、全貌をカメラにおさめることができました。
雲取山眺望
白岩山
 朝は参加者全員神社の境内を散策してから参拝し、安全登山を祈願して登山口から出発。お天気は良くなり、登山口の右手前方に登る尾根と雲取山の頂が望め、出発前からテンションが上がりました。今日はその頂直下にある山小屋雲取山荘に泊まることになっています。
雲取山再登頂
 細い尾根の急登を行くと次のポイント前白岩のピークがあり、さらにその先に白岩山と標識のある広い場所に出ました。標高はすでに1,921mあり、雲取山と100mも変わらな高さのところまでやって来ることができました。この辺りはツガやシラビソの原生林が広がっているようでした。
登山口スタート
植林の登山道
急登
両神山眺望
三峯神社参拝