最短コースで紅葉の両神山登山
 そこから先はたくさんの落ち葉を踏みしめての急登。しかし登山道が傾斜を考慮してうまくジグザグにきざんであるので苦にならない登りでした。馬の背となっている狭い尾根を登って行くと間もなく山頂に無事到着。

【日 時】 2016年11月11日(金)
【行き先】 両神山
【天 気】 曇り
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
  白井差山中宅登山口(スタート)8:30
  昇竜ノ滝            8:45
  オオドリ河原         9:30
  ブナ平            10:10
  両神山頂          11:20
  ブナ平            12:20
  白井差登山口(ゴール) 13:35

岩場も少し
登頂写真
ブナ平
 両神山にはいくつかの登山コースがあるようですが、夜行バスで来て朝から登る山のコースとしては適度だったと思います。ピストンというのは仕方ないですが、ブナやカエデの綺麗な紅葉を愛でながら気持ちのいい登山の一日でした。この後は明日から登る雲取山の登り口、三峯神社の宿へ向かいました。
今回歩いたトラックログ(クリック拡大)
 山頂は岩場となっていて狭く、あいにくのお天気で展望もなく、記念の写真を順番に撮ってもらってまた同じ道を下山しました。ガイドさんの説明では、両神山の名前の由来は、この山が、イザナギ・イザナミの両神を祀っていることによるとか。それにしても一度きいたら忘れない山名だと思いました。
 10月の東北4座に続き、11月は関東の2座を登るP社のツアーに参加しました。両神山と雲取山です。何処にあるのかも全くわかりませんでしたが、いろいろ調べると埼玉県と東京都周辺の山だとわかりました。夜に京都から乗車して登山口に着いたのは朝でした。
 夜中じゃじゃぶりだった雨も登り始める頃にはやみ、しっとりとした紅葉登山を楽しむことが出来ました。登り始めてすぐ綺麗な滝が現れました。昇竜ノ滝とガイドさんの説明がありました。
再び昇竜ノ滝
 快調な下り道で最初の滝のところまで戻ってきました。上部からのぞく滝は水量多く綺麗でした。最後は少しだけ林道歩きとなり、やがてスタートした山中宅前へ到着。1座目の登山が終了しました。
下山道U
下山開始
間もなくゴール
下山道V
 紅葉樹木に囲まれた「オオドリ河原」というところで最初の休憩をして登り始めるとブナ林が現れてきました。そして「ブナ平」に到着。紅葉したブナに囲まれて素晴らしい空間で長めの休憩。
ブナの登山道
スタート
頂上手前の急登
 寝られはしましたが、今日の登山、両神山はしんどい一日となります。ところが、このツアー企画では最短でのピストン。山中さんという方の私有地を通るコースでした。通常入らない宅前の登山口まで乗ってきた小型バスは道幅狭くギリギリの林道を入ってくれました。おかげで5時間で山頂ピストンがかないました。参加者は21名。加えて添乗ガイド2名と現地ガイド1名でした。
下山道T
昇竜ノ滝
紅葉の登山道
 頂上近くはかなりの岩場でしたが、鎖もない程度でした。下山道中は視線が変わるせいか、紅葉がとても綺麗に目に付きました。もちろんブナ、各種のカエデ、ナラ、ミズナラ、珍しいところではメグスリノキやシャラノキ。
落ち葉の登山道
山中宅前で準備体操