高取城址から稲渕棚田の彼岸花と案山子

【日 時】 2016年9月17日(土)
【行き先】 高取城址、稲渕棚田
【天 気】 曇り
【メンバー】 囲炉裏村民17名

【コース・タイム】
   壺阪山駅(スタート) 9:15
   高取城址入口    10:15
   高取城址本丸  11:40  13:00
   栢森女綱       13:50
   稲渕棚田周回  14:40 15:20
    (ゴール)
稲渕棚田へ
 駅前から出発してまず土佐街道を歩く。『このあたりは古くは土佐街道と呼び、高取藩の城下町として多くの人々が往来し、大和平野と吉野地方の文化の交流拠点として大いに賑わいました。今でもなお、江戸時代の古い町家が残っています。』(HPより抜粋)とても趣ある街道だった。そして街外れの田んぼの土手に彼岸花が咲き始めていた。
最初の案山子はシンクロスイミング
今回歩いたトラックログ
 水草のホテイアオイもこれだけの大群落は圧巻だ。そして最後にサプライズで可愛い「タマシギ」の親子に出会えた。3羽の子どもを引き連れた親鳥はお母さんでなく、お父さんのようだ。この鳥は父親が子育てする、珍しい一妻多夫の鳥のよう。この後近くの中華店でアワアワタイム(反省会)で締めくくり、盛り沢山で変化に富んだ飛鳥路ハイキングが終了となった。それにしても蒸し暑かったけれど楽しい一日だった。
見事なホテイアオイ群落
 彼岸花はピークの少し前くらいに思われたが、綺麗だった。白や黄色の彼岸花も見られたが、それは植栽されたもののようだ。ハイキングはここで終わりだったが、今回の企画は盛り沢山で、シャトルバスで近鉄飛鳥駅に戻り、畝傍御陵前駅まで移動。近くにあるホテイアオイの群落を鑑賞した。
白い彼岸花も
メインの案山子は真田丸
 食後は高取城址を下り、栢森から次の目的地明日香村稲渕へと向かう。栢森地域には「男綱、女綱」の珍しい神事が残されているようだ。男女のシンボルが飛鳥川に張られた綱に纏わられていた。そして車道を歩いてやがて稲渕棚田の入口へと入る。
タマシギ父子に癒される
畝傍御陵前駅からホテイアオイ群落へ
 最初の目的地は日本三大山城の一つだった高取城址。さすがに選ばれただけに大きな山城だったようで、入口と思われるポイントから高取山の頂上(583.9m)まで遠かった。しかもお天気は超蒸し暑く大量の汗をかいた。みんな暑い暑いを連発した。
高取山へ
土佐街道を行く
栢森女綱
 集合は近鉄吉野線壺阪山駅に9時10分。私の家からは京都駅で近鉄に乗り換え、橿原神宮駅で乗り換えるととても良いタイミングで行けた。集まった参加者は17名。どうも今週末のお天気が悪いため、アルプス山行を取りやめ、このオフに参加した方も多いようだ。幸い今日の飛鳥地域のお天気は良さそうだ。
彼岸花はピーク手前
 ネット山の会Kさんが主催された秋の飛鳥路を巡るハイキング企画に参加させていただいた。以前にも同じ企画に参加させてもらった事があり、調べたら12年ぶりだとわかった。その時は稲渕棚田の彼岸花と案山子を見た後、談山神社まで歩いた。今回は先に高取城址へ登り、帰りに明日香村稲渕を散策するようだ。
 そのため、本丸跡で行われた(12年前と同様の恒例)昼食鍋パーティーでのビールは最高だった。もちろん参加者が具材を持ち寄っての鍋も美味しかった。1.5時間に及ぶ昼食タイムはとても楽しいひと時。
田んぼの土手に彼岸花
高取城址入口
 さすがに観光シーズンのようで、車道にはたくさんの車が縦列でとめられていた。稲渕棚田ではタイミングよく彼岸花祭が開催されていて、恒例の案山子がたくさん展示されていた。入口はリオ五輪のシンクロナイズドスイミング、メインは真田丸。
本丸跡で鍋パーティー
高取山頂で
壺阪山駅に集合