17名のスノーシュー隊百里ヶ岳登頂

【日 時】 2017年2月19日(日)
【行き先】 百里ヶ岳
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 RYU、ルサオ、禿羊、かわせみ、たろう、杣、うーたん、ふじ子、かずぴょん、セージ、法香、YASSAN、まっちゃん、PaPa、ブルコメ、コメット、シャラ(敬称略)

【コース・タイム】
 車デポ地        10:00
   (スタート)  
 登行開始        10:45
 P723手前ブナ林    12:00
 百里ヶ岳頂上   13:15  14:00
 林道への下山口    14:35
 車デポ地         16:30
   (ゴール)
  
 コースタイムはおおよそのタイムです。
 ネット山仲間の要望で昨年から実施している雪山遊び(スノーシューハイク)企画。今年は百里ヶ岳でネットにアップしたところ次々と申込が入り、結局車4台、17名で実施することになった。昨年の若狭駒ヶ岳は9名だったので、そのくらいを想定していたが、低山とはいえ雪山を登るには多すぎる人数となってしまった。地元の山が人気なのは嬉しいが。
今回歩いたトラックログ
 結局他の参加者のを借りられ、全員で登ることとなって安堵する。東尾根登山口から登行開始時刻は少し遅くなった。この尾根はP723までの最初の登りがきつい。途中衣服調整しながら、1時間余りでP723手前に集まっているブナ林のエリアまで到着。ここで正午になっていたが、行動食をとってもらい、ランチは少し遅くなる山頂でとることに決める。
下山開始前
 予定通りの林道ポイントに着地しあとは出発点に戻るのみ。ただ昨年平坦だった林道は、今年豪雪のため側面が雪崩て斜面となり、所々トラバース歩きを強いられた。ショートカットできるポイントを探して下ったが、車デポ地への帰着は午後4時半をまわった。17名の大部隊が全員無事に豪雪百里ヶ岳登頂を果たすことができた。初参加の方も豪雪雪山スノーシューを楽しんでいただけたと思う。
林道をショーカットして下る
 前方にたくさんの雪をかぶった山々を見ながら視界のいい雪原を下っていくと林道への分岐点に到着。予定通りここから植林帯となる斜面を激下る。去年は雪が少なく、滑り落ちそうになった急斜面でも今年は雪が多いため快適に下れた。
快適ザ・スノーシュー
各人自由に踏み跡ない雪原を下る
 山頂にもっといたい雰囲気だったが、午後2時に出発。途中林道へ下る分岐点までは最高の雪原ロード。登りではガスって霞んでいたブナ林の霧氷が綺麗だ。みんな登りで踏まれていない雪原を探して気持ち良く下る。参加者のNさんはその下りの快感をよく知っていて何時も下りは先頭を行かれる。
全員で集合写真
間もなくゴールへ
林道への激下り
 問題のお天気、ここまでは曇っている。P723までは雪面が堅めであまり沈まなかった。ここからは昨夜に降った新雪が少しのったようで、雪質も良くなったが、その分スノーシューが沈み、ラッセルがきつくなったので、先頭を代わってもらう。雪庇もできている狭い尾根を過ぎて山頂が展望できるポイントからガスがきつくなってきた。ブナ林の霧氷もガスで霞んでいる。
ガスが濃くなって
スタート
山頂ランチタイムで青空現る
 一番の問題は車4台分の駐車できる空地を確保すること。去年は小雪で空地も広かったが、今年は豪雪のため、登山口の木地山集落周辺の道は雪の壁状態。2回の下見で除雪された公の空地は少し離れた2か所で、最大5台分しかないことがわかった。他に団体登山チームがあれば・・・と危惧したが幸い、この日は我々だけだった。無事車4台デポして最終除雪ポイントの雪の山を乗り越えてスノーシュー(3名はワカン)装着して出発するも一人の方のスノーシューにアクシデント発生。
霧氷ブナ林間を行く
 ところが、山頂で遅くなったランチをとり始めた頃から少しの青空がでてきた。食事後は思い思いに山頂からの眺望を楽しむ。午後の出発前に樹に吊られた山頂標識の前で全員集合写真を撮る。ゾンデ棒で山頂積雪量を測ると完全に2.5mの棒が埋まった。去年の2倍以上積もっているようだ。山頂の大看板標識は完全に雪の下となっている。
急登
P723手前の立派なブナ林
 青空と霧氷ブナ林間のバージン雪原を下る気持ち良さ。言葉で表現できない快感だと思う。17名がこの素晴しい雪山を独占。今回も素晴らしい環境に感謝だ。
ガスの中、間もなく山頂へ
新雪ものってる雪原を
出発準備