毎年冬場に登っているMLの山仲間と雪遊び（スノーシューハイク）。今１月は地元の秀峰蛇谷ヶ峰へ２年ぶりに登る計画をしていた。一昨年は朽木スキー場から登ったが、今回は朽木いきものふれあいセンター跡からのピストン。１週間前にあった積雪で何とかスノーシューハイクが楽しめそうだ。

　歩きだすと暑く、途中衣服の調整をして３０分で林道から外れる登山口ポイントに到着。ここからが本格的な登りとなる。傾斜が急になるとしんどいがみんな良い足取りで登って行く。次のポイントは風呂のあるグリーンパークからの分岐点。

　林道ではこれからの登山者や別の下山者とたくさんの入山者に出会った。駐車ポイントには午後２時半に到着。今年の初スノーシューハイクは無事終了した。唯一地元の私は時間を持て余すが、姫路や神戸、大阪、京都とみんな遠くからの参加者。明るいうちに帰途についてもらえて良かった。小雪で苦労した昨年と違い、今年はしょっぱなから良いスタート。２月にも２本計画せねばならない。みんなで楽しむ雪山スノーシューハイクは何時も最高だ。

　下りはスノーシューの本領発揮。少し柔らかくなってきた登山者に踏まれていない雪面を探して飛び跳ねるように下る。それが最高の快感。みんな登り以上に快調で１時間余で林道入口まで下りて来れた。

　一昨年登った朽木スキー場からの分岐点を回ると山頂へのアプローチに入る。上部から撮る写真には高島市の街並みや琵琶湖が入る。この景色は何回見ても見飽きることがない。独立峰蛇谷ヶ峰の素晴らしいところだ。

　全員揃うのを待ってここで最初の大休止をする。一汗かくと少し調子が出てきたのか、カツラの谷からの分岐となる次のポイントまでを１時間かからず快調に登る。お天気は曇っているが、そこそこ眺望も楽しめる。

　参加者は全部で７名。姫路のＭさんも久しぶりに遠くから参加してくれた。ワカン派は２名。出発準備をして９時３０に駐車場所からそれぞれを装着してスタート。最初の３０分は緩い登りの広い林道。このコースはウォ―ミングアップできるのが嬉しい。１週間前の雪は朝のうちは寒さで表面が固く、スノーシューの威力は発揮されない。

　カツラの谷からの分岐点まで来ると雪の量も多くなり、雪質も良くなっているようだ。昨夜ほんの少し新雪も積もったように思える。やっとスノーシューハイクが楽しめる登山道となって行く。

　山頂にいた他の登山者に頼んで全員で記念写真を撮ってもらいランチタイム。風が当たらないポイントを探して持参したスコップで溝をつくり足場を確保して食事をする。１時間近く山頂で過ごし下山開始。再び下界の風景を楽しみながらくだる。