ミヤマキリシマ満開の九重山縦走
【日 時】 2018年6月9日(土)
【行き先】 九重山・久住山、中岳
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 シャラ
【コース・タイム】
法華院温泉山荘(スタート) 7:30
北千里浜 8:30
久住分れ 9:15
久住山頂上 10:05
御池 10:45
中岳頂上 11:10
久住分れ 12:20
扇ヶ鼻の裾野 13:20
牧の戸峠登山口(ゴール) 15:05
(表記はおおよそのタイムです。)
2回目の九州百名山ツアー初日は雨で一つもピークを踏めず、ミヤマキリシマも遠くでしか見れず、どろどろの登山道歩きは苦汁以外何も得られなかった。2日目は期待以上に天気が好転、九重山系で1.2のピークを気持ち良く踏むことができた。やはり山はお天気次第だと改めて思った。そして今年すべての花が早いのでもう遅いかと危惧していたミヤマキリシマ。見ごとに咲いていてピンク色の世界に陶酔させてもらえた。それにしても九重の山全てがピンクに染まるとは。こんな環境の山歩きは何時までも記憶に残る一つとなりそうだ。
赤線は今回歩いたトラックログ(クリック拡大)
今年の百名山2回目ツアーも九州。Pツアーでミヤマキリシマ鑑賞九重山縦走企画に参加しました。一昨日の夕刻大阪南港からサンフラワーに乗船して昨日の朝、別府港に上陸。昨日は九重山東部の平治岳、大船山を周回する計画でしたが、雨のため平治岳手前で敗退し早々に宿、坊がつるの法華院温泉山荘に入りました。
ピンクの絨毯に埋もれて写真を撮ってもらう。日本にこんな環境があるとは。自然は素晴らしい。40分以上時間をかけてピンク色の空間を堪能した。ここから牧の戸峠まで途中岩場もありけっこう遠かったが全員無事3時過ぎに到着し、待っているバスに乗り込む。
綺麗な池も
右手の小高い山は三俣山だと教えてもらう。山頂下はやはりピンク色にそ染まって見える。ミヤマキリシマが群生しているようだ。やがて溶岩台地の広々としたポイントを通過する。地図で北千里浜と表記されている。前方にガスがあがっているような山が見えるがそれが硫黄山らしい。そして要衝ポイント久住分れに到着。
牧の戸峠へ下山
最後の休憩
中岳への急登
扇ヶ鼻裾野のミヤマキリシマV
下山口の牧の戸峠に向かう途中、前方左斜面がピンク一色に染まっていた。扇ヶ鼻という山の斜面らしい。ガイド氏からサプライズで希望者だけ荷物を置いて散策することが許された。ほとんどがこのミヤマキリシマ鑑賞に登山道を進む。今回のベストポイントを見てその素晴らしさに言葉をのむ。全く異次元の登山道だ。
扇ヶ鼻裾野のミヤマキリシマT
中岳登頂
途中登山道左斜面がピンクに染まっているところもあった。ガイド氏の話では今年ミヤマキリシマの花の状況はかなり良いとのこと。このツツジは花の時期が長く、一部終わりかけのところもあるがまだまだ鮮やかに咲いている。地図に御池と記載された綺麗な池をまき中岳への登りにはいる。この時点太陽も照ってきて良いお天気になる。
扇ヶ鼻裾野のミヤマキリシマW
扇ヶ鼻裾野のミヤマキリシマU
ここから1座目の百名山久住山を目指す。添乗員ガイド氏から途中にミヤマキリシマの綺麗なところがあるとあると聞いていたがピンクの絨毯のように見事な群生が見られた。そして左手遠方雲海の上に高い山並が望めた。前回登った祖母山と阿蘇山だ。手前にミヤマキリシマを入れて写真を撮った。
ミヤマキリシマの絨毯
北千里浜へ
ピンクの側壁の道
法華院温泉山荘は温泉にもはいれて食事も山小屋としては良かった。今日はお天気は昨日よりは良さそうで雨の心配はなさそうだ。今回のツアー参加者は36名。ミヤマキリシマのベストシーズン企画なので人気があるのだろう。36名が6名ずつ6班に分かれて出発は7時半。山荘の裏側が登山口となっていた。最初は堰堤脇の急登だった。昨日は雨で登山道が泥道になったが今日は登りやすい。
大混雑の久住分れ
九重山は山系の総称名で代表は「久住山」のようだ。そしてその頂に無事に立てた。雨もなく周囲の眺望もまずまずで気持ちのいい山頂だ。早速何枚も写真を撮ってもらった。次はこの山系最高峰「中岳」をめざす。
久住分れへ
久住山への道
気持ち良く最高峰中岳の頂に立つことができた。昨日敗退した平治岳、大船山の尾根をバックに写真を撮ってもらう。リベンジを果たした気分。最高に気持ちいい。再び久住分れに戻るとものすごい登山者。今朝から入山した登山者の群れのようだ。
久住山登頂
雲海の向こうに阿蘇山
法華院温泉山荘を出発