今期初百名山浅間山(前掛山)登山
【日 時】 2019年5月11日(土)
【行き先】 浅間山(前掛山)
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 シャラ
【コース・タイム】
車坂峠(スタート) 5:40
槍ヶ鞍 7:20
トーミの頭 7:30
湯の平高原 8:35
シェルター 10:00
前掛山頂上 10:30
湯の平高原 12:05
火山館 12:25
浅間山荘(ゴール) 14:00
(表記はおおよそのタイムです。)
今日歩いたところの植生は貧しく、花の咲いている植物は皆無だった。ところが下山地近くになるとタチツボスミレがたくさん咲いていて、その中に珍しいエイザンスミレも混じっていた。そしてやっと下山口に到着。早朝5時半過ぎからスタートして約8.5時間のコースタイムだった。登山道の残雪、ガレ場の激下りと登り返しは想定以上に厳しい今期初百名山登山だった。それでも良いお天気の中で達成感ある今年の1座目となった。
赤線は今回歩いたトラックログ(クリック拡大)
今年の百名山初ツアーは浅間山(前掛山)を登ることにした。浅間山は長く登山禁止のようだったが、昨年9月から解禁されたようだ。何時ものP社企画で、久しぶりの夜行日帰りツアー。人気があるようで参加者は36名。
再び底部を歩くが、朝は固まっていた残雪が融けだしグチュグチュの道と化していた。そして再び要衝ポイントに到着しここからは浅間山荘の登山口へと下る。
残雪登山道
ここで小休止の後、ガレ場の急登となる。10分ほどで切れ落ちたピークに到着。「トーミの頭」という標柱が立っている。浅間山噴火口から一番外の外輪山の1ピークのようだ。バックの浅間山を背にして記念写真。なかなかいい写真だと自画自賛。
山開きイベント中の下山口
エイザンスミレ
延々続くガレ場急登
融けた雪でぬかるむ下山道
ここからザックを置いた緩やかな外輪尾根の下りが今回一番気持ちがよいコースだった。前方に居座る四阿山がずっと眺められた。シェルターのところで小休止をしてザックを背負って本格下山に出発。ガレ場の下りではたくさんの上がってくる登山者とすれちがった。後で知ったがこの日が山開きだったようだ。
登頂
山頂へT
ここからしばらくは平らな道を進むが残雪がかなり多く気が抜けない。時計回りに山頂に向かう登山道へと変わる。そして延々とガレ場が続く登山道。後方に山頂に少し雪をのせた山が見えた。ガイドから四阿山だと教わる。5年前に登った百名山だ。
再び湯の平高原
四阿山を眺め下山
ここから次の外輪山との間の底までが激下りとなる。しかも所々に残雪があり、足の置き場に気をつかう。今回のコース、単純標高差は550mだがこの底まで300mの下りなのでトータルで1,000mくらいの標高差となりそうだ。
トーミの頭で
最初は緩やかな登り
湯の平高原
バスは早朝車坂峠に到着。ここから36名大部隊がスタート。最初は緩く登りやすい道だったが途中から登山道に残雪がのってきた。気温が低いせいかカチカチに凍っていて滑りそうで怖い。かなり神経をつかいながらの登りは疲れる。途中から風景が開けると目前に形のいい山の雄姿が現れた。今日のターゲットの山のようだ。槍ヶ鞍という標柱があった。
山頂へU
激下りの途中に後ろを振り返ると写真を撮ってもらった切り立ったピークが青空に浮き立って見える。長い下りの後、やっとのことで底に到着する。ここが湯の平高原で要衝のポイント。
槍ヶ鞍から
ガレ場の急登
次の外輪山の尾根近くに噴火時の避難シェルターが設置されていた。ここにザックを置いて残雪の上を進み山頂へアタック。緩やかな尾根道を進むとやがて山頂標柱が立っていた。みんな順番に写真を撮ってもらった。
振り返ると青空
残雪登山道激下り
車坂峠から出発