鳥倉林道終点より快晴の塩見岳登頂

 しばらく楽しんだ後塩見小屋まで下りました。良い天気の中でまた1座登頂した達成感の喜びに浸りながらの下山です。振り返ると樹木の間から塩見岳の雄姿が望めるポイントがあり、何時までも眺めていたい思いにかられました。三伏峠小屋まで帰ると残りコースタイムは4時間弱。最後の下りはやはりきつかった。

【日 時】 2019年8月8日(木)9日(金)
【行き先】 塩見岳
【天 気】 快晴
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
8/8鳥倉林道終点(スタート) 8:05
  登山口          8:55
  5/10の標識       10:30
  三伏峠小屋       12:00  
  本谷山          13:50  
  美しき森         15:00
  塩見小屋(ゴール)   16:20
  
8/9塩見小屋(スタート)  5:35
  塩見岳山頂       6:45
  塩見小屋        8:20
  本谷山         10:15
  三伏峠小屋   11:45  12:05
  登山口         14:45
  鳥倉林道終点(ゴール) 15:30
 
 (表記はおおよそのタイムです。)
 特に登山口から駐車場までの45分間の舗装林道歩きは疲れました。駐車場にはまだたくさんの車がとまっていました。今日から山に入った方もいらっしゃるのでしょう。最高の形で今回の1座目南アルプスの名峰塩見岳を達成できた喜びがわきあがってきました。
赤線は今回歩いたトラックログ

塩見岳・空木岳で出会った花(クリックで花のページへ)

 今年の夏山百名山登山第2弾は南アルプスの未踏塩見岳へチャレンジしました。初日は塩見小屋までとし、翌朝山頂アタックして下山する計画としました。ピストン登山の場合、今は鳥倉林道終点駐車場に車をデポして登るほかはないようです。前夜泊で家をでましたが、計画していました時刻より1時間遅れのスタートとなってしまいました。

 7月に登った十勝岳と同様山頂からすべての山々を見渡すことができ、最高の山の景色を楽しめました。今年の夏山は今のところお天気に恵まれているようです。
塩見小屋到着
 ここから三伏峠までのコースタイムは3時間。1/10 刻みで標識が立っていて登山ペースの目安になり登りやすかった。途中林間から南アルプスの仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳がきれいに望めるポイントがありました。お天気が良いので気持ち良く登れました。
鳥倉林道駐車場帰着
三伏峠小屋まで戻る
塩見岳見納めU
塩見岳見納めT
塩見岳横からご来光
北方山並展望
 最後の岩壁をよじ登ると最高ポイント塩見岳東峰に無事登頂できました。6時45分。山頂から360度の眺望が楽しめました。西方から時計回りに中央アルプス、北アルプス、南アルプスの北の山々、富士山、南アルプスの南の山々とすべての山並が望めました。
東峰へ
早朝に山頂アタック
 そして最後の急登を上がると今夜の宿塩見小屋へ到着できました。後方には見事な山容がそびえていました。奥が塩見岳のようです。時刻は4時20分となっていました。やはり出発時刻が1時間遅れたのがいけなかったようです。それでも5時からの夕食時間には少し余裕があり助かりました。小屋はさほどの混雑でもない感じでした。
南方山並展望
登頂
 三伏峠小屋には何人かの登山者が休憩中でした。しばらく休んで出発しました。すぐに大きな分岐がありました。左は塩見岳へ右は赤石岳へと続く長い尾根道のようです。当然左の道を進みました。
三伏峠小屋着
登山口
美しい森通過
 さすがに平日とはいえ夏山シーズン真っただ中のためか鳥倉林道終点駐車場はほぼ満車となっていました。コースタイムどおり50分の林道歩きで三伏峠への登山口に到着できました。そこにはたくさんの登山者が出発準備をしていました。夏シーズン中はバスの便もあるので、バスでこの登山口まで上がって来られた人もいるようです。
塩見岳西峰着、正面に富士山
 しばらく立ち枯れた木の残る登山道を進むと右手に高い山が現れてきました。今回のターゲット塩見岳の雄姿です。本谷山を通過し、マルバダケブキやタカネコウリンカが群生するお花畑を過ぎると、地図に美しい森と表記のあるシラビソの細樹林帯に入りました。
5/10 標識
仙丈、甲斐駒が見える
 山小屋の寝具はシュラフ形式でしたが、まずまず寝られました。5時に朝食をとってすぐに山頂アタックに出発。今日も最高のお天気です。前方の天狗岩を回りこむと塩見岳西峰登頂。前方には富士山が見ごとに見えました。
本谷山手前から塩見岳
分岐
鳥倉林道終点駐車場スタート