厳しかった池山尾根を空木岳ピストン
【日 時】 2019年8月10日(土)
【行き先】 空木岳
【天 気】 晴れ
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
 林道終点手前登山口(スタート) 5:20
 林道終点登山口          5:45
 池山小屋分岐       7:00
 マセナギ          7:50  
 大地獄小地獄       8:50  
 分岐             10:30
 空木岳山頂         11:50
 駒峰フュッテ    12:05  12:35
 分岐             13:20
 地獄抜けポイント      14:55
 マセナギ           15:20
 林道終点登山口      17:10
 林道終点手前駐車場   17:35
  (ゴール) 
 
 (表記はおおよそのタイムです。)

塩見岳・空木岳で出会った花(クリックで花のページへ)

 早朝登りでの駐車ポイントを間違った事を後悔しながらひたすら下り、たどり着いたら時刻は5時半をまわっていました。先の北海道のトムラウシ山ピストンに匹敵するほどの厳しい登山となってしまいました。それでもバリバリの達成感が溢れてきました。今回南ア、中アの未踏百名山2座ゲット、2座とも素晴らしいお天気下で嬉しい夏山登山となりました。
赤線は今回歩いたトラックログ
 南アルプスの名峰塩見岳を登った翌日は伊那谷を挟んで対面中央アルプスの未踏百名山空木岳へピストン登山にチャレンジしました。池山尾根への林道終点に車をデポして登る計画をたてました。日帰りピストンではかなり厳しいコースタイムとなりそうな予感がしました。
登頂ショット
 タカウチ場の分岐、池山小屋への分岐を過ぎマセナギ(意味不明)の標識のあるポイントを過ぎると一本道の登りとなりました。登山道脇はカラマツ林からシラビソ林へと変化し、下草はカニコウモリの大群落がありました。
南駒ヶ岳方向の尾根眺望
マセナギまで戻る
 あわてて下山にとりかかり、再び駒石の横を通過し、小地獄、大地獄を慎重に進み、マセナギまで戻って来られました。すでに時刻は3時20分となっていました。本来ならここで登山終了タイムくらいですが、ここから2時間余の駐車場までが長かった。
再び駒石横を通過
駒峰フュッテへ下山
 北方の木曽駒ヶ岳方向には終始ガスがかかっていて何も見えないので南方の南駒ヶ岳方向の尾根山並をカメラに収めて下山しました。すぐ下の駒峰フュッテで食事をするためです。小さな山小屋のテラスでみんな美味しそうにランチタイムをされていたのでならいました。この時山頂のガスが完全にはれ、青空に山頂が映えました。
駐車場へ帰着
ガスる登山道
 やがて登山道は、地図上に大地獄、小地獄と表記のあるやせ尾根となり、階段や鎖場がでてきました。ものすごく危険な場所はありませんが慎重に進みました。ここを抜けると分岐があり避難小屋のある空木平経由で山頂を目指すコースもありましたが、今回は時短を意識して尾根コースを選びました。
鎖場
タカウチ場
駒峰フュッテから山頂へ
 林道終点の駐車場に車をデポするはずでしたが、結果としてもう一つ手前のところに停めてしまい、貴重な25分間をロスしてしまいました。登り始めはショートカット道があるようですが、よくわからないので正規のルートで林道終点登山口から入山しました。つづれ織りの広い道をペースアップして登りました。
振り返った山頂と青空
 尾根コースを進むと将棋の駒を積み上げたような巨岩「駒石」が現れ、前方に少しガスがかかる山頂が見えました。駒峰フュッテを過ぎると一頑張りで登頂が果たせました。6時間半の登りタイムとなりましたが、コースタイムどおりでしょうか。山頂では一時ガスがかかるシーンもありましたが、ない時にバリバリ達成感の登頂ショットを撮ってもらいました。
マセナギ
カニコウモリ大群生道
 山小屋でコーラを買って行動食のパンを2個食べました。登頂を果たせた達成感に浸れて美味しいランチタイムを30分もとってしまいました。
巨岩駒石
少しガスる山頂
池山林道終点駐車場スタート