登頂直前にガスが晴れた岩手山

【日 時】 2021年10月2日(土)
【行き先】 岩手山
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
 馬返し登山口(スタート) 6:05
 8合目避難小屋      9:40
 岩手山山頂  11:05  11:30
 平笠不動避難小屋    12:00
 コマクサ群生地    13:10
 焼走キャンプ場(ゴール) 15:30



 コースタイムはアバウトです。
今回のトラックログ 
 
馬返登山口スタート   登りやすい登山道
 何時ものP社のツアーで東北百名山3座登頂ツアーに参加しています。初日の昨日はあいにくの雨の八幡平登山でした。今日は今回の本命岩手山にチャレンジする日。標高2,038mで登山口から単純標高差1,400mの少し手ごわい秀峰。6時を少しまわって馬返し登山口から登行開始。今日の天気は回復傾向で何とか晴天下で頂上を踏みたい気持ちがわきあがりました。
 
溶岩の登山道   紅葉と下界の景色
 最初は紅葉が綺麗な広葉樹林を進みました。お天気は曇っていますが視界はそんなに悪くなく、時々薄日がさすシーンもありました。登山道には「合目」の標柱がたっていて登りやすく順調に高度があげられました。岩手山は火山だけあって所々溶岩登山道となっているような雰囲気でした。7合目を過ぎるくらいから高木がなくなり低木の登山道となり視界も開けました。
 
8合目避難小屋へ   山頂に向かって
 トイレのある8合目避難小屋に到着し少して長めの休憩タイム。山頂方向には残念ながらガスがかかっているように見えました。ここでウインドブレーカを重ね着して出発しました。
  
 
 ガスの溶岩登山道Ⅰ   ガスの溶岩登山道Ⅱ
 8合目周辺は高山植物帯となっているようですがさすがに花はすべて終わっているようでした。やがて草木もなくなり、真っ黒な溶岩土の登山道となりました。この時点から嬉しいことにガスが晴れて青空が広がってきました。たださえぎる樹木がないため風が強くあたり、さらにカッパの上を着こみました。

 
晴天の溶岩登山道   晴天下の登頂
 11時05分、ちょうど登り始めて5時間で最高峰薬師岳の頂上にたてました。早速証拠写真を撮ってもらいましたが、帽子が風で飛ぶのをおさえるため、カッパの下に着ているウインドブレーカのハットをかぶったままの変な写真となってしまいました。それでも昨日の八幡平が雨の登頂だっただけに晴天下の登頂は嬉しかった。

 
 頂上からの風景   下山
 山頂からの素晴らしい景色を少し味わい、早々に下山となりました。帰りは焼走キャンプ場へ下るコースです。下界の風景を望みながらの下山は気持ちいいものでした。

 
平笠不動避難小屋へ   溶岩台地のある下界風景
 30分で岩手山の北側にある避難小屋に到着。ここで小休止となりました。そしてさらに下界の風景が鮮明になってくる登山道をひたすら下りました。下界の緑に見える中に黒くなっているエリアは溶岩台地ということだとガイド氏からの説明がありました。
  
 
 咲き残ったコマクサ   紅葉が綺麗な下山道 
 下山道脇はコマクサ群生地としても有名なようです。こんな時期でも2~3株時を忘れたかのように咲き残っていました。終点が近ずくとまた広葉樹林帯となり、紅葉がきれいになってきました。午後3時半無事に下山口に到着できました。本命岩手山登頂が最高の形で達成できて幸せな一日でした。