羊蹄山晴天下リベンジ登頂


                                                6月15日の記録

【日 時】 2024年6月15日(土)
【行き先】 羊蹄山
【天 気】 晴れ
【メンバー】 Sガイドツアー企画・
参加者6名
【コース・タイム】
 ひらふコース登山口(スタート) 9:20
 9合目             14:40
 避難小屋      15:10   15:40
 羊蹄山登頂            17:30
 避難小屋帰着(ゴール)     18:40
16日(日)下山のコースタイム
  避難小屋出発     6:50
  5合目通過       9:05
  登山口到着       11:35
 

 コースタイムはアバウトです。
今回のトラックログ(外輪山周回ログは自作・クリックで拡大)
 
中山峠越えから望む羊蹄山   登行スタート
 一昨年の秋、とりあえず日本百名山の登頂を果たしました。しかしながら、100座中3座は途中敗退で登頂を果たせなくて、昨秋、そのうちの八甲田大岳はリベンジ登頂できました。毎年冬季BCスキーで世話になっています北海道のSガイドが、4年前の別会社ツアーで9合目で敗退しました羊蹄山登頂企画をあげてくれていましたので、早くから参加申込予約していました。
 
植生豊かな登山道   ニセコスキー場とアンヌプリ眺望
 登山コースは4年前と同じひらふコース。参加者は6名で男性は私のみ。お天気はまずまず。札幌駅前ホテル前泊で、朝7時にSガイドに迎えにきてもらい登山口登行スタートは9時20分でした。4年前は9月半ばだったので、植物についての記憶がありませんが、今回は6月半ば、登山開始早々にヨブスマソウの繁茂する登山道は植生がゆたかで、ササバギンラン、サイハイラン、ノビネチドリ等が次々と出現してくれました。
 
積丹岳眺望   8合目付近
 途中登山道からの眺望も素晴らしく、すぐ近くにニセコスキー場とアンヌプリ。ちょっと遠くには積丹岳がのぞめました。植生もますます素晴らしくなり、8合目付近からピンクのシラネアオイと白いサンカヨウのコラボが楽しめました。その他にも、エンレイソウ、シロバナエンレイソウ、初めて出会うエゾノイワハタザオ、久しぶりのヒメイチゲ等々が次々見られました。
 
 前回敗退ポイント9合目通過   避難小屋が見えた
 前回天候急変で敗退しました9合目の標識のあるところまでコースタイムどおりで到達できました。4年前はガスガスで何も見えなかったのですが、こんな景色だったのかと思うほど開けていました。そしてしばらく進むと今夜の宿、避難小屋が見えてきました。
 
避難小屋到着
  山頂アタック出発
 本来このツアーはご来光登頂企画でしたので、今日はこのまま避難小屋でゆっくりして明日の登頂にそなえることになっていました。小屋の管理人とSガイド氏が相談された結果、明日は天気が崩れ、ご来光が期待できないということで今日のうちに登頂アタックすることに変更なりました。しばしの休憩と出発準備をして30分後に登頂アタック出発となりました。
 
 鞍部にて小休止   岩場の山頂下道
 羊蹄山の山頂は避難小屋から外輪山を反時計回りにちょうど半周したところに位置していました。最初は歩きやすい登山道でしたが、外周コースの途中から山頂が近づくにつれて岩場のコースとなりました。珍しい影富士ならぬ影羊蹄もみられ、下方の尻別山とのコラボもグッドな写真がとれました。
 
影羊蹄と尻別山    登頂写真
 そして山頂アタックスタート後2時間近くかかり待望の山頂に立てました。証拠写真はSガイドが最高のアングルでとても良い写真を撮ってくれました。今回のツアー企画がなければ、4年前の9合目までで登ったことにしていたのに、最高の天気下でリベンジ登頂が果たせた喜びが湧き上がりました。
 
 周回して避難小屋へ   Sガイドが作った夕食 
 登頂を果たし、残り半周の外輪山尾根から夕方の眺望を楽しみながら避難小屋へ戻りました。夕食はSガイドがつくってくれた美味しい具だくさんの炊き込みご飯と、具だくさんの味噌汁をいただき、ゆっくりとやすみました。今日のうちに登頂できたので、翌日は下山のみ。6時50分スタートで11時半過ぎには登山口まで下れました。予報通り6合目を通過したあたりから雨が降り出しカッパを着たままの下山道でした。今回も最高の形でリベンジ登山ができたことに感謝感謝です。


         


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