八方尾根でパノラマ山スキー

【日 時】 2021年3月7日(日)
【行き先】 八方尾根
【天 気】 晴れ
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
 八方池山荘(スタート) 9:45
 1回目滑降       11:40
 登り返し        12:25
 稜線で休憩       13:10
 最終滑降        13:40
 源太郎ダム(ゴール)  15:00

 

 コースタイムはアバウトです。
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チケット売り場も大混雑   ゴンドラで兎平へ
 白馬山麓山スキー企画参加の2日目はお天気が昨日以上に好転してピーカンとなりました。行き先は八方尾根へ。日曜日の晴天日とあってすごい人出となり、ゴンドラチケット売り場も長蛇の列。ゴンドラに乗り高度が上がると青空に霧氷も見られ景色は最高となりました。兎平でゴンドラを降り、さらにリフトを2本乗り継いで八方池山荘前から登行スタートしました。
 
大混雑の八方尾根登行Ⅰ   大混雑の八方尾根登行Ⅱ
 今日の参加者は昨日より2名増えて10名でした。多くの他の登山者とともにそれほど広くはない八方尾根登ります。さすがに朝一は気温が低く雪面はまだ堅い状態でした。斜度はそれほど厳しくないので気持ちのいい登行です。ただ一部かなり凍っているところがあり、スキーアイゼンを装着しても良かったかなと思うところもありました。
 
大混雑の八方尾根登行Ⅲ   大パノラマ尾根で休憩Ⅰ
 進む尾根の前方には真っ白な後立山連峰の山並が眺望できました。こんな大パノラマ絶景は久しぶりに出会いました。右手には白馬三山。左手には五竜と鹿島槍の雄姿。振り返った後方には高妻山や頚城三山が望めました。ほんとに素晴らしい景色でした。
  
 
 スノーボーダー隊が行く   滑降準備
 この日は個人や小グループのパーティーも多かったですが、山スキー・ボードのグループも真っ白い尾根の雪原を次々と登っていきました。我々のグループも登行の間に長めの休憩を取り、太陽が照り付けて気温が上がり雪が緩むのを待っていよいよ尾根南斜面の滑降ポイントまできました。

 
滑降スタート   大滑降Ⅰ
 ガイドの伊藤氏が滑降コースの状況を偵察してOKサインが出てから順番に一人づつ滑降しました。昨日のバーン同様、想像以上の斜度があり、まだザレた堅い斜面と融けたザラメ雪斜面が入り混じったバーンの滑降にはかなり慎重になってしまいました。

 
 大滑降Ⅱ   登り返し
 しかしこれほどのピーカン天気下でのパノラマ大滑降をした記憶はありません。パウダーでないバーンでしたが、もう少し攻めの滑りをすれば良かったかなと後悔しました。この時点でまだ時間が早かったので、40分ほど登り返して再び尾根に上がり大休止となりました。

 
大パノラマ尾根で休憩Ⅱ    白馬三山をバックに
 せっかくなので白馬三山バックでワンショットを撮ってもらいました。昨日同様とてもいい写真になりました。そして最後の滑降がスタートしました。

  
 最後の滑降    源太郎ダムで終了
 さすがに高度が下がると雪が重くなり、コースも荒れていてキックターンで方向転換を余儀なくされるエリアもありました。最後は崩れ沢という谷筋をすべり、さらに林道を滑ってゴールの源太郎ダムと言われるところで予約されていたタクシーに乗り込んで最初のゴンドラ乗り場の駐車場に戻り、2日間のBCスキーツアーのすべてが終わりました。パウダーでなくて春山スキーの2日間でしたが、お天気に恵まれたスケールの大きな白馬山麓BCスキーが満喫できました。