今回歩いたコース(トラックログ)
出発準備
登行開始
 今回は雪のもっとも多い時期に若狭の秀峰、野坂岳を登ろうという企画。前回の蛇谷ヶ峰はアクシデントにより登頂できず、消化不良だったので、今回はなんとしても登頂したいと思っていた。幸いお天気は良さそうで、入山者も多いのか、登り口に近い駐車場は満杯状態だった。囲炉裏のメンバー4人と地元4人、計8名で登ることになった。
栃ノ木地蔵
林道分岐
 出発は野坂岳いこいの森登山口を10:40。遅いがほぼ予定どおり。登り口の積雪はかなり少ない。先行登山者の多くの踏み跡があるのでそれをたどってツボ足で登って行く。
スノーシュー・ワカン装着
増えてきた積雪
 最初のポイント「栃ノ木地蔵」に間もなく到着。この辺りでもまだ雪は少なく、ツボ足で進む。最初の急坂を登り切ると標識が見えてくる。ここが林道分岐となっているらしい。下りはアンテナ塔のあるコースを周回することもできるが、そちらの踏み跡は少ない。みんなここで小休止してスノーシュー、ワカン、アイゼンと好みのものを装着する。これだけ踏み跡の轍のあるコースでは、アイゼンかスパイク付き長靴がベストな選択のようだ。
雪山の眺望
二の岳
 私はスノーシューを装着したが、かなり歩きにくいので、踏み跡を外れ、ショートカットで登る。だんだんと積雪も増えてきて登りの勾配もきつくなってくる。それでも天気が良くほとんど無風で、途中雪山の眺望も素晴らしく、快適な雪山スノーシューハイクを楽し見ながらの登りだ。
素晴らしい樹氷ブナ林帯の登りT
素晴らしい樹氷ブナ林帯の登りU
 一の岳を過ぎ、二の岳からは綺麗な樹氷がついたブナ林帯が出現した。これだけ素晴らしいブナ林の樹氷は久しぶりに見る。この素晴らしい空間を楽しむように、みんなそれぞれの思いで登っていく。こんなシーンに出会えるから雪山は素晴らしいのだ。
青空とブナ林と樹氷の尾根を野坂岳へ
 三の岳の標識を過ぎると間もなく頂上が近づいてくる。そして樹氷はますます綺麗になってくる。そんな道を頂上に進む。頂上直下で綺麗な樹氷と眼下の敦賀湾、敦賀の街並みを入れてのワンショット。絵になる素晴らしい風景だ。
 天気が良くても既に下山時刻のリミット。名残惜しみながら下山を開始する。下りで見る樹氷はまた素晴らしく、すぐ下には樹氷のブナ林帯が広がっていて、遠方には敦賀湾と敦賀半島に突き出た山(西方ヶ岳?)を眺めなることができた。これほどの素晴らしい景色を眺めながらの下山は記憶にない。
 やがて再びブナ林帯に入る。樹氷は少し融け始めているが、まだかなり残っている。時々踏み跡の轍を外れコースをショートカットして下る。せっかく装着したスノーシューでの下りを楽しむ。下りは登りの半分強で登り口に到着。お天気に恵まれ素晴らしい雪山歩きが出来たことに感謝感謝の思いだ。
気持ちいいブナ林帯の下りT
気持ちいいブナ林帯の下りU
下山開始
素晴らしい樹氷を下る
頂上よりの展望
頂上バンダナショット
樹氷をぬって間もなく頂上へ
素晴らしい樹氷と敦賀の街並み
【日 時】 2013年2月17日(日)
【行き先】 若狭・野坂岳
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】
法香さん、杣さん、時計草さん、囲炉裏外4名、シャラ
【コース・タイム】
   野坂岳いこいの森   10:40  
   (スタート)
   栃ノ木地蔵       11:20
   林道分岐        11:50
   一の岳          12:35
   二の岳         13:15
   三の岳         13:30
   野坂岳頂上       13:40
                 14:40
   野坂岳いこいの森   16:30
    (ゴール)
 
 ※登りのコースタイムは遅めです。
 頂上では山並みを眺めながらゆっくりと遅い昼食をとる。もう2時前となっていて、登山者は誰もいなく我々が独占した。食後に恒例囲炉裏バンダナショットを撮る。頂上の雰囲気が出ている素晴らしいショットだと思う。(自画自賛)