安達太良、那須、吾妻、磐梯登頂記録
【日 時】 2016年10月7日(金)
【行き先】 磐梯山(1,816.2m)
【天 気】 曇り晴れ
【メンバー】 シャラ
【コース・タイム】
八方台登山口(スタート) 6:00
中の湯跡 6:30
弘法清水 7:50
山頂 8:30
弘法清水 9:15
噴火跡 9:45
赤埴山 10:45 11:10
猪苗代スキー場下(ゴール) 12:35
ここから下山口へ。今度は猪苗代湖を眼下に見ながらスキー場のゲレンデを下る。道沿いにはたくさん木のある山栗の実が落ちていた。そしてススキが風になびいていた。北から南へ磐梯山の縦断。とてもいいコースだった。まさに求めていた秋山登山を満喫できた一日となった。「終わり良ければすべてよし」諺のような今回の4座登山。頂に立った4座すべてに喜びがあった。
この後、前衛峰の赤埴山(あかはにやま)へと登る。すっかり良いお天気になり、ここから頂上の眺めは最高に綺麗だった。山頂が入る構図を考え再度記念写真を撮ってもらった。今回お気に入り写真の一枚となった。長い休憩で、綺麗な景色を見ながら残りのおにぎりを食べる。全てが最高の御馳走だ。
赤線は今回歩いたトラックログ(クリック拡大)
間もなくゴール
スキー場の下山道
いよいよ最終日。今日は磐梯山に登った後、仙台空港から帰路につかねばならない。そのため朝の出発は早く、八方台の登山口まで送ってもらい、出発は6時だった。今日は初めてロープウェイやゴンドラを使わない登山だったが、出発点の標高が1,200mあり、山頂との単純標高差は600m余。
山頂写真
帰宅してから確認したが、今日のガイドさんはBSの日本百名山で何年か前放映された、磐梯山にもガイドで登場されているベテランのEさんだった。とても良いガイドをしていただけた。最初のポイントは「中の湯跡」かつては温泉につかれたようだ。間もなく行くと、眼下に裏磐梯に3つある湖のうち小野川湖と秋元湖が綺麗に望めた。その遠方、昨日登った西吾妻山の頂上には雲がかかっていた。
標識の横で
赤埴山で
ここから「沼の平」と表記のある道行がとても良かった。ダケカンバの綺麗な林が続き、赤く熟し、鈴なりになった「アキグミ」の実を食べながら歩いた。途中道沿いに立派なシナノ木が2本あるポイントからすっかり晴れてきた磐梯山の頂上がくっきりと見えた。山頂に人らしき姿も見えるような気がした。
紅葉登山道と山頂
弘法清水から山頂
これで今回目的の4座登頂が成就した。山頂ではそれほど時間をとらず下山。登った道を戻り、弘法清水で長めの休憩。何時ものおにぎりを熱いお茶でいただく。その時、かかっていたガスが晴れ、今登ってきた山頂が綺麗に見えてきた。山小屋を入れて山頂を撮る。裾野の紅葉も綺麗に入った。
猪苗代湖を眼下に
山頂眺望
登山道は歩きやすく、ブナ林からダケカンバ林へと変わり、茶色く紅葉したオオカメノキがたくさん見られた。間もなく「弘法清水」に到着。ここは要衝ポイントのようで、登山道6コースのうち5コースはこのポイントを通過しなければならないよう。そのため、2軒の山小屋がオープンしていて、軽食もでき、お土産も売っていた。
紅葉の登山道
ブナ林の登山道
間もなく山頂
ガイドさんの説明では、磐梯山にたくさんある(6コース)登山コースの中で八方台から入る登山者が全体の7割だそうだ。かつて皇太子さんも登られたロイヤルコースでもあるそうな。肝心なお天気、今朝の現地予報ではピーカンになりそうな気配だったが、薄曇りの様相。歩きだしはとても良い感じで、早速綺麗なブナ林が続く道となっていた。
下山
小休止した後、頂上へアタック。それほどの登りでもなく、30分で山頂に立つことができた。まず最高点で1枚少し下の標識横でも1枚記念写真を撮ってもらった。ピーカンとはいかず、少しガスも出ている。それでも2日続いた悪天登頂に比べるとかなりいい。
中の湯跡
小野川湖と秋元湖
そして裏磐梯の景色を眼下に見ながら下山にかかった。途中、明治21年に噴火して吹っ飛んだ山跡の観察。ガイドさんの丁寧な説明があった。その時の噴火の影響で周囲にたくさんの湖や沼ができたそう。
山頂に向かって
山小屋もある弘法清水
八方台登山口からスタート