【日 時】 2017年5月11日(金)
【行き先】 祖母山
【天 気】 晴れ
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
   尾平登山口(スタート)  9:40
   吊橋             9:55
   宮原            12:30
   馬の背          13:15
   祖母山頂上   14:05  14:25
   国観峠           15:10
   北谷登山口 (ゴール)  16:40

 コースタイムはおおよそのタイムです。
祖母山と阿蘇山九州百名山初登頂
残っていたアケボノツツジ
 今年の百名山ツアーの最初は九州の2座へ、何時ものPツアー参加で。九州へは大阪南港からのサンフラワーに乗船。初めての船旅による登山である。もともと揺れには弱いので、船旅は好きではなかった。ところが今回揺れは全くなく想定以上に快適だった。大阪南港からちょうど12時間で無事大分県の別府港に上陸した。
今回歩いたトラックログ
 快調なペースで植林帯を過ぎると北谷登山口まで下りてこられた。待っていたタクシーに分乗して五ヶ所というところまで行き、そこでまわされてきていたバスに乗り込んで今日の日程は終了。心地よい気候とお天気に恵まれて1座目を達成できた。

翌日の阿蘇山(根子岳)登頂記録へ

 間もなくすると吊橋を渡り、山頂への急登が始まった。この季節なので草花や樹木の花を期待しての登りだったがそれが全く見当たらなかった。それどころか木の根が登山道に張りだして歩きにくい。それでも今日の参加者はみんな元気な方ばかりで良いペースで登って行く。
山頂到着
植林帯へ下る
 今回は祖母山を東から西へと歩くルート。ツアー企画登山の最大メリットでピストンでないのがうれしい。下山は北谷登山口へただひたすらの下りだった。こちらのコースも植生はあまり変わらなかった。
山頂下の斜面にアケボノツツジ
記念写真
 そして山頂に到着したのは午後2時をまわった。早速全員が登頂写真を撮り合って、周辺の眺望を楽しむ。少し霞んでいるが360度が見渡せた。西方には明日登る阿蘇山も綺麗に望めた。行動食をお腹に入れ、ガイドから「あと5分で出発します。」という連絡でぼちぼちと出発準備をする。結局山頂にいたのは20分。
北谷登山口へ下山
下山準備
 地面を見ながら登って行くとやっと一株のギンランを見つけることができた。この花にはいつも思わぬところで遭遇する。今回もそのパターンだったが、ランに出会うと嬉しいものだ。山頂へ続く尾根の手前まで来ると緑がだんだんと増えてきた。
ギンラン発見
吊橋を渡る
馬の背通過
 下船してからは待っていたバスに乗り換え、2.5時間かかって今日の登山口である尾平に到着。出発準備をして歩き出しは9時40分だった。標高差が1,100m以上ある山だが10時前のスタートタイムはかなり遅い。幸いなことにはお天気は空に全く雲のないドピーカン。シーズンの始まりがこんなお天気になったことは嬉しい限りだ。
阿蘇山眺望
 そして尾根に取付くと前方に頂らしき山が見えてきた。馬の背と地図に表記がある狭くなった登山道を通過するとピンク色の花が所々に現れてきた。もうかなり終盤となっていたが、青空に映えて綺麗に咲いているのもあった。アケボノツツジだ。
急登始まる
木の根多い登山道
 山頂下の急斜面にも一部にアケボノツツジが綺麗に咲いていた。教えてもらったシャッターポイントまで少し下ってカメラにおさめた。
山頂への尾根に
緑が増えた登山道
尾平登山口スタート