高山植物満開・雪渓残る飯豊山縦走
8月1日の記録
飯豊山荘登山口到着 | 激登りの梶川尾根 | |
今年3座目の百名山は、先に登った大朝日岳の近くで山形、新潟、福島にまたがる飯豊山系縦走。新潟TM社のツアー企画に参加です。往復ピーチ利用で新潟駅前のホテルに前後泊。縦走中は稜線の避難小屋に2泊というちょっとハードな企画です。参加者は9名で何と女性7名、男性2名。前回同様シュラフ、マット、アイゼンに加え着替えなど荷物がかさみザックの重量が増しました。 | ||
湯沢峰 | ブナ林間の登山道 | |
出発日は朝4時半に新潟駅前でピックアップしてもらい登山口は飯豊山荘から入山。スタートは7時35分。登った梶川尾根はものすごい急登。荷が重いためしょっぱなから汗が湧きました。幸いなことはお天気が曇りで比較的気温が低めだったことです。これでもっと気温が高かったら落伍者が出ていたかもしれません。 |
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五郎清水 | ミヤマクルマバナ群生 | |
最初のポイント湯沢峰まで登ると傾斜が若干緩くなりました。次のポイント五郎清水という水場ではひと息つくことができました。このあたりで出会った最初の高山植物群落は綺麗に咲いているミヤマクルマバナでした。 |
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2本ダケカンバ | 稜線へ | |
次のポイントは2本ダケカンバ。本来3本の立派なダケカンバの巨木が尾根に聳え登山道の目印となっていたようですが、先の大風でその1本が倒れ、今は2本カンバとなったようです。 |
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高山植物の稜線で小休止 | キンコウカの群生 | |
ここを過ぎると登山道はさらに歩きやすくなり、たくさんの高山植物が次々と現れてきました。キンコウカの大群生、タカネマツムシソウ、ミヤマリンドウ、ヨツバ・エゾ・トモエシオガマ、クルマユリ、エゾイブキトラノオ、ニッコウキスゲ等々。さすがに飯豊は花の宝庫のようです。 |
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メイン稜線を行くⅠ | メイン稜線を行くⅡ | |
珍しい名の扇ノ地紙ポイントで別ルートと尾根が合流。ここから今日の宿門内小屋までさらに気持ちの良い稜線歩きとなりました。途中斜面には雪渓がたくさん残っていました。 |
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メイン稜線を行くⅢ | 門内避難小屋到着 | |
少しガスがきつくなってきましたが、門内小屋に着くころにはなくなり、小屋の前で管理人さんが待っていてくれました。宿泊は我々のグループのみの貸し切りでした。うれしかったのは、先の企画で泊まった大朝日小屋では販売がなかったビールが管理人さんから売ってもらえたことです。添乗員ガイドが夕食をつくってくれている間に2缶あけました。やはり夏山はビールが最高です。美味しい夕食をいただき、密になることなく快適な山小屋泊でいつの間にか眠りにつきました。 |