高山植物満開・雪渓残る飯豊山縦走

                                           8月2日の記録
 
ご来光   門内小屋スタート
 今日は今回企画でメインの日。嬉しいことにご来光も拝めお天気は良くなりそうな予感。小屋出発は5時40分。早朝のすがすがしい空気の中での稜線歩きは最高に気持ち良かった。今コースのメインは宿の小屋に入る直前に登る飯豊本山ですが、そこに至るまでにたくさんの頂を踏むことになっています。
 
早朝の気持ち良い登山道   北股岳ではガスが
 北股岳のピークではかなりガスがきつくなりましたが、すぐに晴れてくれました。登山道の先にはたくさんのピークが望めました。雲海が少しかかりとても綺麗な光景が開けました。次のポイントは梅花皮(かいらぎ)小屋。ここも綺麗な避難小屋でした。飯豊山系にはたくさんの避難小屋があるようです。
 
雲海の登山道   梅花皮小屋
 水場もある小屋前で長めの休憩。いつの間にか空は真っ青のピーカン天気になっていました。登山道を進むと北方の山並が望めるところに出ましたが、前回登った大朝日岳とその奥にうっすらと鳥海山が望め感激しました。
  
 
 大朝日岳と鳥海山   雪渓残る登山道
 ここから進む先にさらにはっきりとピークが見えてきました。遥か先に見えるのがメインの飯豊本山と現地ガイドのYさんが教えてくれました。

 
梅花皮岳登頂   烏帽子岳登頂
 最初2つのピーク、梅花皮岳と烏帽子岳では標柱横に立って記念写真を撮ってもらいました。天気が良いのでバックの山並までくっきりと入りました。

 
 ニッコウキスゲ満開登山道Ⅰ   雪渓トラバース
 ここからもニッコウキスゲ等々が咲き乱れる素晴らしい登山道でした。そして次々と雪渓が残る道行となりましたが、アイゼンを使うことなく通過できました。

 
天狗の庭通過    ニッコウキスゲ満開登山道Ⅱ
 天狗の庭というポイントを過ぎるとニッコウキスゲの群落がさらに大きくなり、花につつまれる登山道となりました。そして飯豊本山のピークが近づいてきました。
  
  
 飯豊本山登頂    本山小屋へ
 飯豊本山の頂には午後3時半に無事立つことができました。85座目。この時はあいにくのガスで眺望はありませんでした。ここから20分下って今日の宿、本山小屋に到着できました。ここでもビールを売っていたので昨日と同様2缶、夕食までの間にあけました。宿泊者は我々グループ外に3~4名でゆったりと使用できました。今日の行程は休憩入れて10時間半でした。高山植物満開で雪渓が残る縦走は今まで経験したことのない素晴らしい1日となりました。

      
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