ヒメサユリ満開の大朝日岳へ

【日 時】 2020年7月5日(日)6日(月)
【行き先】 大朝日岳
【天 気】 曇り
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
 5日 古寺鉱泉登山口(スタート)6:35
   畑場峰           8:20
   鳥原小屋分岐       9:45
   小朝日岳          12:00
   銀玉水           13:40 
   大朝日小屋    14:40  15:05
   大朝日岳         15:25
   大朝日小屋(泊)  15:35
 6日 大朝日小屋(スタート)5:20
   古寺山分岐        7:00
   古寺山頂         7:40
   一服清水         8:50
   古寺鉱泉(ゴール)   10:25
 (コースタイムはアバウトです)

今回のトラックログ(GPS忘れ想像軌跡です) 
 
古寺鉱泉登山口スタート   ブナ林の登山道Ⅰ
 今年2座目の百名山は、山形県の名峰大朝日岳を登ることになりました。コロナウィルスの影響で多くのツアーが中止となり、本来予定していたツアーには行けず、何とか催行される未踏の百名山ツアーを探して、前日は伊丹空港から仙台空港へ。バスで山形県の大井沢まで入って民宿に泊まりました。P社のツアーで参加者は13名。民宿の夕食は山菜つくしで美味しかった。
 
ブナ林の登山道Ⅱ   鳥原山から小朝日岳展望
 昨日から梅雨の大雨で九州は大変なことになっているようですが、東北は雨雲から外れているようで、晴れ間こそなかったですが、ほとんど雨に会うことがなかったのは幸いでした。民宿の車とタクシーに分乗して古寺鉱泉登山口まで送ってもらい出発は6時半をまわりました。スタートしてすぐからブナ林の登山道となり気持ちいい登りとなりました。鳥原山の展望台から前方に小朝日岳が望めました。

 
最初のヒメサユリ   下界の景色
 登山道脇の植生も豊かで、マイズルソウとトウゴクサイシンが大群生し、サンカヨウやシラネアオイも咲いていました。木の花ではウラジロヨウラク、サラサドウダン、ハクサンシャクナゲが、ラン科の花はコケイラン、ハクサンチドリ、オノエランが見られました。ハクサンチドリの変種で葉に暗紫色の模様が入った珍しいウズラバハクサンチドリもありました。
  
 
 小朝日岳へ   山頂到着
 小朝日岳への道脇で初めてヒメサユリに出会いました。関西のササユリより花は小ぶりで色が赤くてとても綺麗なユリは素晴らしい花です。今回久しぶりに出会えることを楽しみにしていました。

 
一旦の激下り   古寺山分岐
 小朝日岳を過ぎると一旦激下りとなりました。途中帰り道で通過する古寺山への分岐標識がありました。鞍部まで下って再び登り返すと大朝日岳へと続く吊り尾根登山道となりました。

 
 満開ヒメサユリロードを行くⅠ   満開ヒメサユリロードを行くⅡ
 そしてこの道沿いにはずっとヒメサユリが満開で咲いていました。(@_@)何年か前、守門岳、浅草岳の登山で初めてこの花と出会っていますが、その時と比べると格段の多さです。ガイドの話では今年は当たり年ではないかと。

 
山頂へ最後の登行    山頂下避難小屋到着
 少しガスがきつくなってきて最後の急階段道を登ると今夜の宿の避難小屋に到着しました。登山口から8時間、少しゆっくりの行程でした。小屋に荷物を置き、休憩の後大朝日岳山頂へ空身でアタックしました。
  
  
 山頂アタック    ガスの中の登頂
 20分で無事登頂が果たせました。84座目。ガスで眺望はありませんでしたが、梅雨の時期に雨に会わず登頂できた喜びが湧きました。久しぶりの避難小屋は想像していたよりも快適でした。夕食はガイドがつくってくれたフリーズドライライスにレトルトカレー。5時過ぎから食べ始めて7時頃には眠ってしまったようです。

      
      翌7月6日下山風景はこちらをクリック

      大朝日岳に咲く花はこちらをクリック