八甲田山でBCスキー2日間
3月8日の記録
出発準備 | 登行スタート | |
昨年1月にM社企画で行った八甲田山スキーツアー。今年もそのツアーで行こうと考えていましたが、コース外を案内できる添乗員さんが退職されたとかで、今年はそのツアーが企画されなかった。それではと宿と飛行機の手配すべて自分で企画して、この日に実行することになりました。宿の酸ヶ湯温泉旅館は別のツアーでも夏に泊まっていて、お気に入りの宿で、飛行機とバスを利用した宿までの行程もうまく計画できました。そして宿には毎日1日企画のBCスキーツアーが行われていることも知っていました。 |
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小休止 | モンスター現る | |
去年のツアーでロープウェイの6回乗車券を買ったにもかかわらず、滞在4日間で一日もRWが動かずそのまま残していたので、今回早く券を使いたかったのですが、お天気が良かった初日は風が強くてまたもやRWは動かなかった。それでもBCスキーツアーはRWを使用しないコースで実施されました。参加者13名にガイド3名。先日の野伏ヶ岳の足の疲れがとれてないので厳しいのはいやだと思ってましたが、ハイクアップは2時間余とのことで安心しました。 | ||
気持ちいい登行Ⅰ | 気持ちいい登行Ⅱ | |
朝9時に宿を出発。すぐ近くから雪原に取りついてシールを装着し、ハイクアップスタート。「大岳環状コース」と標識のある緩やかな雪原を進みました。お天気が良くて快適な登行が楽しめました。2時間余で大岳と硫黄岳の間にある避難小屋仙人岱フュッテに着き、大休止してランチタイム。積雪は3m以上なので、小屋へは2階から入り長い梯子で1階へ下りました。初めての体験でした。 |
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仙人岱ヒュッテ到着 | 大岳横通過 | |
小屋の前方には八甲田山最高峰の大岳の雄姿がバッチリ望め、みんなカメラにおさめました。そして左に大岳、右に小岳の間の雪原を行きました。最高に気持ちのいいシール登行の瞬間でした。 |
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ビッグモンスターに向かって登行 |
滑降準備 |
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次に小岳の北斜面に取りつきましたが、立派なモンスターが立ちふさがり、その間を進みました。こんな経験も初めてでした。さらにそのまま北斜面を横断し東側に回り込みました。 |
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滑降スタート | 快適滑降 |
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ガイドの話では、今年の異常な温暖気象のため、バーン状態は1ヵ月前倒しとなっているとか。つまり今3月上旬なのにバーンは4月半ばくらいのコンデションとか。加えて強風の影響を受けた斜面はほとんど波打っていてとても滑降できない状況でした。ガイドが何とか滑降できそうなコースまで誘導してくれて、最初の滑降スタートしました。 |
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滑降途中のワンショット | 間もなく終了 | |
最近の降雪がないためか雪面が重く、スキー板がうまく回らない状況でした。最後は箒場岱コースを滑りましたが、板が滑らないため所々でブレーキがかかり難儀しました。ここはブナの林間コースなのでパウダー環境なら最高だったのでしょう。2時過ぎに宿のバスが迎えに来てくれるポイントに着き、本日のツアー終了しました。全5時間余の行程でしたが、八甲田の大半の山々を望みながら快適なシール登行ができ、モンスターにも出会えて素晴らしいBCスキーツアーの一日でした。 |