南アルプス深部・光岳~聖岳周回縦走


                                         8月19日の記録

【日 時】 2022年8月19日~22日
【行き先】 光岳・聖岳   【天 気】 曇り晴、雨
【メンバー】 シャラ

【コース・タイム】
19日易老渡(スタート) 5:30

   易老岳       10:40

   光岳小屋      13:40 14:00

   光岳登頂     14:15  
   
光石        14:30
   光岳小屋      15:15

20日光岳小屋(スタート) 6:30   

   易老岳       9:10
    茶臼岳       12:10

    茶臼小屋     12:45
21日 茶臼小屋(スタート)6:05
    上河内岳の肩   7:20
    岩頭        9:10
    聖平小屋   10:15  10:45
    小聖岳      12:15
    聖平小屋     13:40

22日 聖平小屋(スタート) 5:35
   
西沢渡     9:20
   
便ヶ島     10:10
    易老渡(ゴール) 10:55
今回のトラックログ
 
易老渡からスタート   厳しい登り道Ⅰ
 新潟TM社の南アルプス深部、光岳~聖岳を易老渡を基点に尾根上山小屋に3泊して周回縦走する遠大な企画に参加しました。参加者は9名(うち男性は2名のみ)、添乗員ガイド2名、現地ガイドKさん(女性)という布陣でした。さすがにこのような企画に参加されるのは強者ばかりで、みんな百名山登山を目指していらっしゃる方のようでした。
 
林間から見えた聖岳の雄姿   厳しい登り道Ⅱ
 昨夜は麓の「いろりの宿島畑」という旅館に前泊し、今朝早くその宿のマイクロバスで易老渡まで送ってもらいました。一般車は手前の芝沢ゲートまでしか入れないようです。宿に前泊した特権で芝沢ゲート~易老渡の林道歩き1時間半が短縮できました。3日後の帰りも易老渡まで迎えに来てもらえるようです。登行スタートは5時半でした。
 
厳しい登り道Ⅲ   やっと易老岳到着
 とりあえずの目標は周回尾根上の第1ポイント易老岳への取りつきでした。標高差1,500mのひたすらの登りは初日からかなりこたえました。幸い初日の天気は最高で、途中林間から見えた聖岳の雄姿に癒されました。何とかコースタイムどおり5時間余で易老岳に到着できました。

 
 木にとまったホシガラス   平坦な登山道にⅠ
 休憩した近くの木にホシガラスがとまってくれて、鳥にも癒されました。易老岳から光岳小屋への尾根道に入るとひたすらの登り道からアップダウンのある道に変わりました。途中草原チックな平坦な道になり、Kガイドが視界がひらける広場へと案内してくれました。

 
平坦な登山道にⅡ
  中央アルプス眺望広場
 ここで前方に見えたのは中央アルプスの山並みで、ガイドが山の説明をしてくれました。一番左手に見えるのが恵那山とのことでしたが、かなりかっこいい山に見えました。何時も西側からしか見ない恵那山も東側から見る山容は素晴らしいようです。

 
 静高平で給水   木道を光岳小屋へ
 広場で山の同定をしながらの休憩は有り難かった。この後三吉平を過ぎてからはまた厳しい登り道となりました。次の静高平では水場があり、みんなペットボトルに給水しました。登山道の近くに美味しい水がわいているのは嬉しいことです。ここからは高木がなくなり、草原に敷かれた木道を行くと今日の宿光岳小屋が見えてきました。

 
光岳小屋到着    光岳登頂
 ここまでは順調なコースタイムでやって来られたので、天気が良い今日のうちに荷物を小屋にデポして光岳登頂と光石を見に行くことになりました。光岳の山頂は樹木に囲まれていて見通しが悪かったですが、近くから北方に眺望が開けるポイントがあり、明後日歩く上河内岳から聖岳への山並みが見事に望めました。

 
 聖岳と上河内岳の眺望   光石に座って
 さらに奥へと進むと光岳の名の由来となった光石(というより岩)にたどり着きました。白い岩(石灰岩)の山塊に座って写真を撮ってもらいました。逆光ですが、良い写真。再び光岳小屋へもどり1泊目の夜を迎えました。光岳小屋は今シーズンから管理者(若い女性でした)も決まったようで、美味しい食事も提供してもらえました。



  2日目光岳小屋から茶臼小屋まで尾根縦走の記録へ

  3日目茶臼小屋から聖岳登頂チャレンジの記録へ

  4日目下山の記録へ

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